ダイエット野郎

ダイエット業界でサラリーマンを続ける男のブログ

ダイエットの目的は美容でも痩せる事が生活習慣病の予防と改善に繋がる!

私がダイエットブログを始めた目的の一つにダイエットを通じて生活習慣病の予防や改善を行い、健康を保つ生活習慣を身に着けてもらいたいという想いがあります。

 

この記事ではダイエットを通じて「生活習慣病・発症のメカニズム・生活習慣病の進行・予防改善方法」について皆様にシェアさせて頂きます。

 

 目次

 

  

 

1.生活習慣病とは

文字通り日頃の生活習慣によって発症してしまう病の事で、生活習慣病の入り口は肥満です。逆に言えば生活習慣病は痩せていれば特異的な場合を除き発症しません。

 

太る事から始まる病

  • 肥満→人間は歳を取れば誰でも太りますが、太り続ける事が体に悪影響を及ぼし、やがて様々な病気を引き起こしてしまうのです。
  • 内臓脂肪→糖質を食べすぎる事で人は太っていきますが、主に内臓脂肪がどんどんと蓄えられます。この内臓脂肪が体に良くないサイトカインというホルモンを分泌し体を蝕んで行きます
  • メタボ→内臓脂肪が蓄えられて行く事で、男性であればウエスト85cm女性でウエスト90cmを超えて血中の「血圧・血糖値・脂質」の内2つが高い数値になるとメタボリックシンドロームという病気になってしまいます。

f:id:kk2017-1122:20170902181142p:plain

 

2.発祥のメカニズム

この病の発症はシンプルで現在の生活習慣で太ってしまっても気にせずに同じ生活を続ける事でさらに太ります。その太るという現象を続けた結果、体内が傷つき生活習慣病になってしまうんです。

 

肥満による身体への影響

  • 太る原因→脂肪の元は糖質です。日本の食文化や厚生労働省が推奨する食事は炭水化物がメインとなっており完全に糖質の取りすぎです。取りすぎて余った糖は肝臓を経由して中性脂肪に変えられ内臓脂肪としてストックされるのです。
  • インスリンの分泌→糖質を取ると血糖値が上がります。使いきれなかった糖を脂肪に変換するためにインスリンというホルモンが出ます。使い切れなった糖を脂肪に変える理由は血液中に糖が滞留しているとリスクが高いからなんです。
  • 血管の状態→このように日々糖質の過剰摂取を続け血糖値の高い状態が続くことで内臓脂肪がどんどん増えるのですが、何故上記で血液中に糖があるとリスクが高いと説明したかというと、実は糖の影響によって日々血管は傷だらけになっていきます。
  • 糖化作用→糖が血管を傷つける原因が糖化(グリケーション)という反応です。糖化とは「タンパク質+糖+熱(体温)」の3っつがそろうと飴のように溶けて固まる事を言います。つまり血管内で固まった飴が体を動かす事で砕けて血管の内壁に傷をつけてしまうのです。

 

f:id:kk2017-1122:20170902190328p:plain

 

3.生活習慣病という名の合併症

生活習慣病は糖質の取り過ぎによる肥満から始まり、太るという現象を続けた結果血管を傷つけます。この糖によって体のいたるところで糖化反応が置きて次々に本格的な疾患へと繋がって行くのです。

 

疾患の順番

※前提として肥満の項目は飛ばしていますので肥満以降の疾患を説明しています。

  1. 動脈硬化:体中の血管が糖化によって傷つくと当然傷ついた血管は修復されますよね。この修復された場所を以前より強くする為に硬くします。この現象を動脈硬化と言います。
  2. 心筋梗塞:傷が付き修復中の箇所には「かさぶた」ができます。このかさぶたが何かの拍子で剥がれる事があります。剥がれたかさぶたが心臓で詰まる事を心筋梗塞と言います。
  3. 脳梗塞:同じく剥がれたかさぶたが脳の血管内で詰まり血流が滞ってしまう事を脳梗塞と言います。
  4. 糖尿病:糖質を食べると肝臓からインスリンが分泌されどんどん脂肪を蓄えます。ですが脂肪の蓄えられる量には限界があり、太れる限界に近くなるともっとインスリンを分泌し続けます。やがて分泌のし過ぎで肝臓が痛みインスリンが枯渇し、血中の糖を脂肪に変える事ができず血糖値が下がらなくなります。この状態が糖尿病という病です。
  5. がん:糖尿病になる過程でインスリンが過剰に分泌されます。実はインスリンはがん誘発遺伝子と酷似している為、インスリンが体内に多すぎるとがん細胞を作ってしまう確率が高くなるのです。実際に糖尿病患者の人は健常者に比べて1.2倍の発症リスクを抱えています。
  6. 認知症:糖尿病になると認知症のリスクが一気に高まります。というのもインスリンが出るおかげで脳内に溜まる悪性タンパク質を掃除してくれるのですが、糖尿病の人はインスリンを分泌できません。インスリンが分泌できないと脳内の悪性タンパク質を排除できず、そのタンパク質が脳細胞にストレス与え細胞が死んでしまうのです。これが認知症です。

 

f:id:kk2017-1122:20170902190951p:plain

 

4.生活習慣病の予防と改善

生活習慣病は太る事から始まります。太ってきたなと感じたらダイエットを行って体重を落とし、リバウンドせず健康体重を保つ事が一番の予防であり最高の治療です。

 

肥満を放置しない

  • 最近太ってきた人→何故太ってきたのか生活習慣の中でも特に食習慣を見直して下さい。太り初めについた脂肪は燃やすのも簡単なので今のうちにプチダイエットを行い体重を維持する習慣を身につけましょう。効果的な方法としては1日3食の内夕食だけ糖質制限をすると効果的です。
  • 既に太っている人→自分は肥満の期間が長いなと感じる人はすぐにでもダイエットを始めて下さい。そのダイエットが今後の人生を健康で過ごせるかを左右します。効果的な減量方法は3食糖質制限を行うか3食の内1食を置き換えてカロリー制限ダイエットを行うのがベストな方法です。
  • 痩せている人→今のままでいて下さい。その体重のまま歳を取れば生活習慣になるリスクは低く健康的に生活が送れるはずです。もし太ってきたらこの記事を思い出してダイエットを行って下さい。

 

今世界中の人々が苦しんでいる生活習慣の原因は「肥満」から始まる事が多いんです。

 

ダイエットは美容目的の人が圧倒的に多いんですが、痩せる事で生活習慣病の予防・改善にもなって健康な体が手に入る事も知っていただきたいので記事の初めに書きました。

 

なので既にダイエットに成功した人やダイエット中の人は、この記事の健康意識を頭の片隅に置いて健康というモチベーションも増やして減量に成功してください!

 

この記事を起点に「肥満の原因・痩せるための知識・方法」をどんどんシェアさせて頂きますので今後もお楽しみにお待ちください🌸