ダイエット野郎

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太る原因の糖質を徹底解説!ルールを知らないと糖質制限は絶対に失敗する

糖質を食べる事が太る原因という認知は広がりつつありますが、痩せる為の糖質制限を成功させるには体内のエネルギールールに基づいた糖質オフを行わないと必ず失敗します。

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この記事では糖質制限を成功させる為の「基礎知識・仕組み・注意点」について皆様にシェアさせて頂きます。

 

 目次 

 

1.太る食事=糖質

基礎的な内容ですが糖質「ごはん・パン・麺類・芋類・お菓子など」を食べると太るという仕組みが人の身体にあります。三大栄養素の中で唯一糖質だけが脂肪に変わってしまう食べ物なのです。

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糖質の種類

  • ごはん→お米・もち米・雑穀米など米と付く名の食べ物にはお茶碗一杯で太る値する十分な量の糖質が含まれています
  • パン→食パン・フランスパン・菓子パン・ナンなどの小麦製品にはデンプンという名の糖質が多量に含まれています
  • 麺類→ラーメン・パスタ・うどん・蕎麦・素麵などのありとあらゆる麺類には1食分で太ってしまうほどの糖質がしっかりと含まれています
  • 芋類→さつま芋・ジャガイモ・里芋などの芋類やカボチャにもデンプンという名の糖質が多量に含まれています
  • お菓子→スナック菓子・チョコレート・ケーキなどお菓子に分類される食べ物は糖質の塊と考えた方が良いでしょう。

 

糖質量を詳しく知る

糖質制限の第一人者である江部康二先生の糖質量ハンドブックが解りやすくて良い本なのでよければご参考にして下さい。

 

 

 

 

2.糖質を食べて太る仕組み

 糖質を食べると私たちのエネルギーとして速やかに使われるのですが、とっても効率の良いエネルギーなだけに、使いきれず余りやすいのです。そして余ったエネルギー(糖質)が脂肪という形で蓄えられてしまいます。

 

 

糖質が脂肪を作るまで

  •  糖質の摂取→まず糖質を20g以上食べたとして体内で糖質は糖の集合体に分解されて、さらに糖一つ一つの単体に分解されて初めて腸管で吸収されます。逆に言うと糖は分解させなければ吸収されません
  • エネルギー源の生産吸収された糖を元に肝臓で身体のエネルギー源であるグリコーゲンを作ります。この時20g以上の糖質を食べるとグリコーゲンの原料として量が多すぎるので糖が余ってしまいます
  • 血糖値の上昇→グリコーゲンを生産し終わっても余ってしまった糖を使う為に肝臓がインスリンというホルモンを分泌します。インスリンが分泌される事で糖は体中に運ばれ、使う事ができます。この時血糖値が上がります。
  • 糖の余を中性脂肪へ→インスリンによって血中に放出された糖を使いたいのですが、すでにグリコーゲンというエネルギー源がある事と、運動でもしない限り血中の糖を使いきるのはなかなか難しいのです。血中に糖を滞留させ続けるのはリスクがあるので使い切れない糖は安全なエネルギーの中性脂肪に変換されます。
  • 脂肪の貯蔵→上記で作り替えられた中性脂肪は内臓の周りにある脂肪細胞へ貯蔵され非常時のエネルギー源として蓄えられるのです。このような代謝経路で私達の脂肪は日々増えていきどんどん太ってしまうのです

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血糖値を上げないポイント

糖質量を20g以上取ると大抵インスリンが分泌され血糖値が上がります。食べ物の目安としては「白米70g以下・食パン1枚の2/3・うどん半玉以下」となっていて正確に把握するには糖質量が詳しく記載されている本などを買った方が良いでしょう。

 

 

 

3.糖質と脂質はエネルギー源

先ほど糖質は速やかに使えるエネルギーと説明させて頂きましたが、人間にはもう一つエネルギーとして使える物があります。それは私たちが落としたくてたまらない「脂肪」の事です。

 

 

双方のエネルギールール

  • 2つのエネルギー体内で使えるエネルギー源には糖質と脂質の2つがありますが、この2つは同時に使う事ができません。それは、この2つのエネルギーに関して体内のルールがあるからです。
  • プロセスの違い糖質は血糖値としてすぐに使えますが、脂肪は遊離脂肪酸という形に分解してからでないとエネルギーとして使えない効率の悪いエネルギーなのです。これが脂肪は分解しないと燃やせないという話です。
  • 効率の優先→エネルギー源としてすぐに効率良く使えるのが糖質なので、使われる順番は糖質が1番目で脂肪が2番目となります。
  • 脂肪を使うには→まずは2番目の脂肪を使う為に1番目の糖質由来のエネルギー全部使いきらないといけませんそうすることで初めて脂肪を遊離脂肪酸に分解してエネルギーとして使う事ができるのです。
  • 脂肪分解の中断→糖質制限を行い糖質が体内から無くなり脂肪を分解してエネルギーとして使っていても、一旦糖質を食べるとエネルギー源として糖を優先する仕組みなので分解された脂肪酸は全部脂肪に逆戻りさせられてしまうのです。つまり糖と脂肪の2つのエネルギーの共有はできないのです。
  • 忘れてはいけない事いつ何時でも人間の身体は糖質を優先するようにできてしまっているのです。逆に糖を優先できないのが糖尿病患者さんです。

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脂肪よりも糖を優先する理由

使いきれなかった糖は人体にとって悪影響及ぼします。例えば体内で糖が固まり全身の血管を傷付け慢性炎症を起こします。なので必要ない分は速やかに脂肪として貯金されてしまいます糖質はエネルギーとして使う分には効率も良く便利な物なんですが、余ると悪影響なので食べた分はすぐ使いたいという事で1番最初に糖質が使われ、余ったらすぐに脂肪に変えられるのです

 

 

 

4.糖質制限成功のコツ

糖が絶対に優先されるという仕組みを理解して日々の食生活に気を付ける事で脂肪を分解し続けられます。要するに減量効率を重視するなら糖質制限中に糖質は食べてはいけません。

 

 

失敗しやすいポイント

  • 知識不足糖質制限中に糖質を食べると、せっかく分解した脂肪酸が脂肪に戻る、つまり知識が無いと中途半端な糖質制限になりいつまでたっても脂肪の分解燃焼が進まないという状態になってしまい努力が水の泡になります。痩せない人の多くが中途半端な知識で中途半端に糖質制限を行っています

ライザップ糖質量ハンドブック

 

  • 糖の誘惑→実は糖質を食べると脳が大好きな「快楽ホルモン(エンドルフィン)」がいっぱい分泌されちゃうからお菓子や炭水化物を辞めるのは難しいんです。エンドルフィンは脳にとって心地の良い物で、脳が気持ち良くなりたいから私たちに「糖質を食べるんだ~」と命令します糖質は脳に対する中毒症状から「脳内麻薬」とも呼ばれています。気分をごまかす為に低糖質なお菓子を食べるのも1つの手です。

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  • 誘惑に負けそうな時どうしても糖質が食べたいと苦しい思いをする時は必ずあります。できれば自分の意志で我慢するのがベストですが、それがストレスになり暴飲暴食に走ってしまう人もいますので食べた糖質の量をオフしてくれる糖質カットサプリを持っておくのも糖質制限ダイエットには必須事項です。

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  • 自分の燃焼力の過信→最後に究極に糖質制限を行っても瘦せ方が遅い・痩せてないという人はご自身の代謝力(基礎代謝)を疑った方が良いです。どれだけ糖質制限で燃やす燃料(脂肪酸)があっても燃やす工場(ミトコンドリア)の活性が低ければ脂肪は燃やせません。代謝については下記記事をご参照ください。

 

www.diet-soundsgood.com

 

糖質制限成功の方程式

①糖質が何なのか理解する・②体内のエネルギールールを理解する・③糖質制限が失敗しやすいポイントに注意する・④自身の基礎代謝のレベルを把握する」この4つのポイントを抑えて糖質制限を行えば速やかに脂肪の分解は進みスムーズなダイエットを実現する事ができます。

 その際に「糖質カットサプリ」があるとダイエットにとって大きなアドバンテージになりますよ~♪

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以上で糖質制限ダイエットを始める前の下準備を終えさせて頂きます。

糖質制限は最高効率で脂肪を分解してくれる最強のダイエットパートナーなのですが、成功させる為の一番のネックが「知識」となります。

しっかりと知識を身に着けてより良いダイエットを行っていただけるように近日中に「ダイエット野郎流の糖質制限ダイエット」の記事を書かせて頂きますのでお楽しみにお待ちください🌸