ダイエットサイトやカウンセリング、ダイエットに関する説明などで一般的に初心者の方が分からない事が多い用語を簡単に解説していますのでご参考にご覧ください。
目次
ダイエットに関する用語
色んなダイエットの方法と解説を記載しています。
糖質制限ダイエット・低インスリンダイエット・低炭水化物ダイエット・グルテンフリーダイエット・カロリー制限ダイエット・置き換えダイエット・耳つぼダイエットなど
- 糖質制限ダイエット→糖質「米・麺・パン・芋・菓子」を3食の食事から抜く食事制限で脂肪の素を断つ事で3食食事ができ効率の良く減量できるダイエット。
- 低インスリンダイエット→GI値60以下の低GI食品を食べるダイエット。血糖値が上がりにくいという特性がある。
- 低炭水化物ダイエット→3食の食事から炭水化物を抜くダイエット。減量効果は高い。
- グルテンフリーダイエット→小麦・大麦・ライ麦に含まれるグルテンを抜くダイエット。要するに小麦・大麦・ライ麦を食べないということ。
- カロリー制限ダイエット→いつもの3食の食事の総カロリーよりも摂取カロリーを減らすダイエット方法。一時的な栄誉不足状態を作り出し減量する方法。
- 置き換えダイエット→カロリー制限ダイエットに分類され3食の食事の内1食をローカロリーな「専用食・ジュース」等に置き換える減量方法。
- 酵素ダイエット→カロリー制限に分類されるが主にプチ断食に用いられる事が多い。断食期間に栄養を補う為に酵素ドリンクを飲み、急いで痩せる必要があるなど緊急性の高いダイエット方法
- ジュースダイエット→置き換えダイエットのジュース版でハードな人は3食の内2食置き換える人もいる。
- 耳つぼダイエット→食欲を抑えるつぼを押してカロリー制限を行うダイエット。おすすめはしない。
- 停滞期→ダイエットに必ず訪れる体重が減らない期間。主に体の恒常性の維持(ホメオスタシス)というセーフティー機能が働く事で起こる為避けられない。
- リバウンド→痩せてダイエット終了後に食事を元に戻すと前より太ってしまうという現象。これもホメオスタシスが関与しているので急に食事を戻さない事。
食事に関する用語
主に食事制限の種類と方法に関する解説を記載しています。
ファスティング・置き換え・チート三大栄養素など
- ファスティング→断食の別の呼び方でファスティング期間は酵素ジュースか水を飲むことが多い。
- 置き換え→食事をローカロリーな専用食・ジュース・スムージー等に置き換える事。主にカロリー制限ダイエットで用いられる事が多い。
- チート→停滞期を乗り切るためにホメオスタシスを騙す方法。停滞期には個体差が有る為成功率は低い。
- 三大栄養素→「タンパク質・脂質・糖質」の事で、体を動かす為のATPを作る原料となる物。
- タンパク質→お肉・魚・大豆等に含まれており主に筋肉・血液・糖の原料になる。
- 脂質→主にホルモンや細胞膜の原料になり体を構成する物質の一つ。
- 糖質→ATPを作る効率が一番高いエネルギーだが、体内で余らすと即脂肪にもなってしまう物質。脂肪の素は糖質だけ。
代謝に関する用語
脂肪燃焼の要となる体内の化学反応が代謝となります。
代謝・代謝調節因子・AMPK・アディポネクチンなど
- 代謝→新陳代謝(体を作り出す事)基礎代謝(エネルギーを使う事)の2つの代謝があり、基礎代謝の低下が肥満の原因。
- 代謝調節因子→体内で代謝を起こすときに必要な物質達の総称を因子と呼ぶ、代謝調節因子の生産能力の低下が基礎代謝の低下。
- AMPK→体内のATPの量を監視している為別名エネルギーセンサータンパク質とも呼ばれる。AMPKが活性化する事で脂肪の燃焼は開始される。活性化の条件は激しい運動によるショック状態・低酸素状態・低グルコース状態などでAMPKの活性化がダイエットそのものと言える。
- β酸化→ミトコンドリア内で起こる脂肪の燃焼反応の事。運動で脂肪が燃えるのも体内でβ酸化が起こっているからでβ酸化を起こす為にはAMPKを活性化する必要がある。
- ミトコンドリア→体中の細胞内に無数に存在するATPを作る為の機関。ミトコンドリア内でβ酸化によって脂肪が燃やされATPが作られる。
- アディポネクチン→脂肪細胞から分泌される善玉ホルモンで主にAMPKを活性化させる働きがある。
脂肪に関する用語
ダイエットで減らさなければならないのが脂肪で、脂肪に関する知識を記載しています。
脂肪細胞・中性脂肪・遊離脂肪酸・褐色脂肪細胞など
- 脂肪細胞→脂肪は余ったエネルギーの貯蔵庫なので太るという事は脂肪細胞の中に中性脂肪を詰め込み膨張するという現象。
- 中性脂肪→糖質が体内で返還された形で主に貯蔵に適した形態。
- 遊離脂肪酸→保存に適した中性脂肪を分解し燃焼に適した形にしたものが遊離脂肪酸で脂肪は分解しないと減らない理由がこれ。
- 褐色脂肪細胞→幼児期に背中付近に多く見られる脂肪で主に体温調節を行う働きがある。脂肪を燃料に発熱する為脂肪燃焼力が非常に高いが男女ともに成人になるまでにほぼ無くなってしまう。
- ベージュ細胞→京都大学の研究によって発見された褐色脂肪細胞と同等の働きをする脂肪細胞。現代のメタボ対策ではベージュ細胞を如何に増やすかがカギとなっており、研究報告では良質(熱害無し)なオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)の摂取によって増える事が解っている。
ダイエット成分に関する用語
ダイエットを科学的に分析し体内で起こる痩せるという現象を理解するために必要な情報を記載しています。
αリポ酸・Lカルニチン・コエンザイムQ10・オメガ3脂肪酸など
- αリポ酸→アディポネクチンと同様にAMPKの活性化や高い抗酸化力を持つ。代謝調節因子の一つ。
- Lカルニチン→脂肪を燃焼する際にミトコンドリアの中に脂肪を運ぶために必ず必要になる物質。基礎代謝の低下はカルニチンの生産力の低下から始まる。
- コエンザイムQ10→脂肪を燃焼させるβ酸化の最終過程の呼吸という燃焼反応に必要な代謝調節因子。やはり年齢と共に生産力が低下し基礎代謝の低下の原因となる。
- オメガ3脂肪酸→EPA・DHAの事でまぐろ等の魚油に多く含まれる。もとはまぐろなどのエサになるオキアミに多量に含まれる為、オキアミから抽出したクリルオイルが最上級のオメガ3脂肪酸となる。オメガ3脂肪酸を飲むとアディポネクチンが増えると大阪大学が発表している。
- アグリコン型イソフラボン→通常イソフラボンには糖がくっついおり、この糖が吸収を邪魔するので実際にはほとんど吸収できていないという事実がある。アグリコン型イソフラボンは特殊発行により糖を引きはがした構造となっている為吸収効率が高く女性ホルモンをサポートする成分としての効果も高い。
- 明日葉カルコン→タカラバイオ株式会社の研究では明日葉にはアディポネクチンを増やす効果が高いという報告がある。
糖質オフに関する用語
脂肪の素、原因である糖質カットに関する情報が記載しております。
アミラーゼ・αグルコシターゼ・桑葉・ギムネマなど
- アミラーゼ→唾液に含まれる消化酵素で主に糖の分解を行う。糖は分解されると吸収されるが分解させなければ排出される。その為糖質をカットするにはアミラーゼを阻害する必要がある。
- αグルコシターゼ→胃腸の消化液に含まれる消化酵素で糖の分解を行う。やはり糖質をカットする為αグルコシターゼを阻害する効果は非常に高い。
- 桑葉DNJ→桑葉に含まれるDNJという成分がアミラーゼの分泌を阻害する。
- 白インゲン→白インゲンに含まれるデオキシノジリマイシンという成分がαグルコシターゼを阻害する。
- ギムネマシルベスタ→ギムネマは腸管内でダイレクトに糖の急をブロックする成分で古来からインドでは糖尿病の治療に使われている。
- グルテン→小麦・大麦・ライ麦に含まれるタンパク質。タンパク質と書いてある通りグルテンを食べても太る訳ではない。グルテンが含まれる小麦類を抜く事がダイエット、健康に価値のある事。
- GI値→グリセミック・インデックスの略で血糖値を上げる速さの指標。60以下が低GIで60以上が高GIとなっている。
- 血糖値→糖質を食べると分解された糖が血中に放出される。この時の値を血糖値という。血糖値が上がると太るので上げなければ太らない。
以上を持ちまして用語集を終了とさせた頂きます。
新しい用語に関してどんどんと記事を更新しアップデートさせて頂きますので、ダイエットで解らない用語を調べる時の為にいつでも見れるように保存しておくと便利かもしれません🌸