ダイエットを行う上で何かと気になるカロリーですが、ダイエットで特に食事に関する摂取カロリーを気にするのはやめて下さい。カロリーを気にする=カロリーの低い食べ物を食べますよね?それ逆に太ります。結論から言いますと太る事とカロリーは関係ないので気にする必要はないのです。
この記事ではダイエットとカロリーに関する「概要・栄養素・太る原因・矛盾点・太らない方法」について皆様にシェアさせて頂きます。
目次
1.カロリーとは
カロリーとは、エネルギーの事で正確に言うとエネルギーの単位の事です。カロリーは熱量のような物で、1リットルの水の温度を1度上げるのに必要なエネルギーが1キロカロリーとなります。
カロリーの真意
- 高カロリー→高カロリーというのは太りやすいという意味ではありません。高いカロリーの食べ物は消化吸収に高いエネルギーが必要で、なおかつ吸収された後にどれだけ重要(複雑)な働きを持つという意味でもあります。
- カロリー消費→つまり食べ物を吸収して体内で使うにもエネルギーがいるので、カロリーを気にして食べないよりは、食べ物もカロリー消費の対象として食べましょうという考え方が大事です。
- カロリーの結論→そんなに気にしなくても大丈夫ですよ~♪
2.カロリーと三大栄養素
三大栄養素「タンパク質・脂質・糖質」にもそれぞれカロリーがあり、それぞれ1gにつき数値が設定されています。タンパク質は4キロカロリー、脂質は9キロカロリー、糖質は4キロカロリーとなっています。
正確なカロリーの量
- 脂質→一番カロリーが高い物が脂質ですね。1gにつき9キロカロリーですが脂質って直接サラダ油やオリーブオイルなどを飲むとかすれば高い摂取カロリーになるわけですが、こんなに比重の軽い物を何gも食べるのは難しいです。
- タンパク質→タンパク質は糖質と並んで1gあたり4キロカロリーですが、お肉などはほとんどが脂質と合体していますので、実際の食事で一番摂取カロリーが多いのはタンパク質と考えるのが妥当です。
- 糖質→和食の中心であるごはんなどの炭水化物は一般的に低カロリーでヘルシーというイメージだと思います。ごはんに油やお肉を足すチャーハンやカレーライスなどは高カロリーですが、ごはん単体ではローカロリーな食べ物と言えます。
高カロリーは太る?
カロリーは足し算なのでエネルギーの量が多い脂質(から揚げ・天ぷら・とんかつ)とタンパク質(焼肉・ステーキ)は「脂質+タンパク質」の組み合わせとなり高カロリーな食べ物となります。
日本(農林水産省)がカロリー思考のでカロリーが高いから太るという考えを配信するのでお肉や唐揚げなどの高カロリーな食べ物は太るという思考になってしまうのです。
ですが実際に高カロリーなお肉や唐揚げを食べたところで人間の体は太らないようにできているのです。
3.実際に太る食べ物
このサイトに来てくださる方達はご存知かと思いますが、太る原因はローカロリーな「糖質」だけです。
三大栄養素が代謝されて生み出すもの
- 脂質→ホルモンと細胞膜という体にとって必要不可欠な生命活動を司る物質を作るのが油なんです。当然代謝経路も複雑になるのでカロリーも高くなります。
- タンパク質→筋肉と血液という体を構築する為の主原料がタンパク質となります。脂質に比べると代謝経路はシンプルなのでカロリーは高くありません。
- 糖質→糖質は優れたエネルギーですが、優れすぎている=複雑な代謝は必要ないのでローカロリーですが糖という食べ物自体が脂肪の原料なのです。
三大栄養素について詳しく知りたい方は下記記事をご参照ください。
4.カロリー思考とは
脂肪1キロの減量に必要カロリー(7200キロカロリー)なので1日の消費カロリーは約2000キロカロリーだから、1日の摂取カロリーを2000キロカロリー以下にすれば痩せる。すなわち高カロリーな食べ物は避けようという考えです。
カロリー思考の矛盾点
- 高カロリーを避ける→ローカロリーな食べ物を食べてお腹を満たそうとすると必然的に糖質中心の食生活になります。ですが理論とは裏腹に脂肪の原料を食べるのでどんどん脂肪が増えてしまいます。
- よりカロリーを低く→上記の通り痩せません、だから「もっとカロリーを減らさなきゃいけない」となり、最終的に食事を抜くというダイエット方法になってしまうんです。
- カロリー思考の罠→このようにローカロリーな食べ物=糖質=お米や蕎麦等という炭水化物中心になって太ってしまうのがカロリー思考の矛盾点なのです。
だからカロリーは気にしなくてもいいんですよ~ダイエットするならカロリーより気にしないといけない物がありますよ~。
5.摂取カロリーではなく糖質量
これからはカロリーは気にしないで下さい。摂取カロリーを気にせずお肉や、お魚、揚げ物等、糖質以外のおいしいものをたくさん食べて下さい。そして毎食毎食の糖質量を気にしてください。そうすればあなたはもう太る事はないでしょう。
必須成分を食べよう
- 体内で作れる→低カロリーな糖質は実はタンパク質をしっかりと食べていれば体内で作り出せるのです。つまり極論糖質は食べる必要はありません。
- 体内で作れない→カロリーの高い食事はエネルギー量が高いという事になります。高いエネルギー量の物を吸収(代謝)するには大きなカロリーが必要になるので、タンパク質や脂質は食べるだけでもカロリーの消費量は多いし体内では作り出せないので必須という名前がつくのです。
カロリーを気にするのはやめる
焼肉・唐揚げ・天ぷらなどをどんどん食べて下さい。その時に附属でついているごはんを残す事を意識したり「ごはん少なめで」と言えるようになれば太る心配はありません。
今回はカロリーについて解説させて頂きました。まだまだカロリーを気にされている方が多いのでカロリーを気にし過ぎると太りやすい食べ物にいきついてしまい逆に太ってしまう可能性が高いんですよ~という事実を皆様に伝えたいと思い記事にしました。
カロリーに縛られる事なく健康的な食べて痩せるダイエットを目指してくださいね🌸