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糖質制限ダイエットの注意点総まとめ

糖質制限とは1日3食の食事や間食から「米・パン・麺・芋・小麦・菓子」などの糖質を抜くダイエット方法です。糖質制限という食事から「糖質」のみを抜くという特徴的な食事制限を行う場合、注意しなければならないポイントが多数存在します。1つめは「筋肉量」2つめは「腸内環境」3つめは「肝機能」についてです。糖質制限ダイエットは、これらのポイントに注意しながら減量を行わないと健康被害を招く恐れがあるのです。

糖質制限注意点:気を付けるべきこと



 

この記事では糖質制限時に気を付けるべきポイントについて皆様にシェアさせて頂きます。

 

 

 

目次

 

 

 

 

1.糖質制限は炭水化物が減る

糖質制限とは名の通り「糖質」を断つ食事制限です。我々の食生活の中心となり糖質を多く含む食べ物はお米や麺といった炭水化物ですが、糖質制限では炭水化物の摂取量が極端に減ってしまいます。糖質制限ダイエットでは炭水化物が減ってしまうことによって身体への弊害が起こりやすいダイエットなので注意が必要です。

炭水化物禁止

 

 

炭水化物とは

糖質に食物繊維がくっついた物が炭水化物と呼ばれます。

炭水化物の一例を上げると私達日本人が主食としている「米類・麺類・芋類・小麦類」です。

植物由来の食べ物が多く、植物なので食物繊維を豊富に含み、そこに糖質という
エネルギー源を有するものが身近な炭水化物なのです。

 

 

糖質制限で減る物

  • 糖質
    糖質とは糖の集合体のことで、でんぷんやデキストリンなどの多糖類からブドウ糖やショ糖などの単糖類、糖アルコールなど食物繊維を含まない全ての糖で成形されたものを指す総省です。
    この糖質が体内で分解され単糖(糖の結晶)になることで腸管から吸収され身体中で使われますが糖質制限では糖というエネルギー源を断ちます。


  • 食物繊維
    炭水化物は「糖質+食物繊維」の形をしています。糖質制限は糖質を制限するので必然的に炭水化物も制限することになります。
    つまり日常的に炭水化物から摂取していた食物繊維も断つことになるので糖質制限は食物繊維不足になりやすい食事制限です。

 

 

 

 

2.糖質制限は筋力の低下に注意する

糖質制限を行うと筋肉量が低下すると巷で騒がれている真相は「糖新生」によるものです。人の身体は糖をエネルギー源として使う場合があるため、体内で糖を作ることができます。その反応が糖新生で、糖質制限によって糖が不足した場合に糖の原料としてタンパク質が使われるので筋力が低下すると言われています。

糖新生:筋肉をアミノ酸に分解し糖を精製する

 

 

糖は「糖新生」で作られる

糖新生は肝臓で行われる生体化学反応の一つです。

基本的な糖新生のサイクルとしては、「筋肉の分解→アミノ酸→肝臓での糖新生→糖の生産」となっています。

つまり糖質制限による糖の不足を補うために筋肉を糖に変換してしまうので筋肉が減りやすいと言われているのです。

 

 

糖質制限時はタンパク質をしっかり摂る

糖質制限を行う方で「カロリー」も気にし過ぎて、お肉を控える方がおられます。

こうなると糖新生の原料となるアミノ酸が不足してしまうので筋肉が分解されてしまうのです。

つまり糖質制限を行う場合にはしっかりとお肉やお魚などのタンパク質を多く摂取する必要があるということです。

 

 

 

 

3.糖質制限は腸内環境が乱れやすい

我々の腸内には善玉菌/悪玉菌を含め様々な腸内細菌が生息しています。善玉菌が優勢な腸内環境では便通も良く痩せやすい健康的な腸内環境と言えますが、悪玉菌優勢になると便秘になりやすく、痩せ難い腸内環境になってしまいます。糖質制限という食事制限は悪玉菌優勢の腸内環境になりやすいので腸内環境には気を使いましょう。

悪玉菌

 

 

糖質制限が腸内環境悪化させる理由

  • タンパク質メインの食事内容
    糖質制限食だとタンパク質や脂質を多く食べる傾向にあり、糖質と比べると消化に時間がかかります。
    つまり食べ物が長い間腸内に滞留することで悪玉菌が増殖しやすい腸内環境が形成され結果として腸内環境が悪化しやすいのです。
    そして「糖」は善玉菌のエサにもなるので糖質制限を行うと糖を断つことでも善玉菌が減りやすいのです。


  • 食物繊維不足の食事内容
    糖質制限では私達の主食となる「お米・芋類」などの炭水化物が食べられません。
    つまり「炭水化物=食物繊維+糖質」なので食物繊維が不足しやすい食生活
    となってしまいます。
    食物繊維は善玉菌のエサとなる大切な物なので食物繊維が不足すると善玉菌が減り腸内環境が悪化してしまいます。

 

 

善玉菌が減ると便秘体質に

糖質制限は「糖質・食物繊維」が不足しやすい食事制限で、これらが不足することで善玉菌が減りやすい食事制限と言えます。

善玉菌が不足すると悪玉菌優勢の腸内環境になるため、便秘になりやすく毒性のガス
が腸内で発生し、そのガスの成分が腸から吸収され炎症を起こしてしまいます。

糖質制限は腸内環境が悪化しやすい食事制限ですので腸内環境への気配りが必要です。

 

 

 

 

4.糖尿病や肝機能が低下している場合

糖質制限は消化吸収の効率が良い糖質を摂取しない為、エネルギー源としての代謝効率が悪いタンパク質や脂質をエネルギー源とします。つまりエネルギー源をエネルギーとして身体で使う為に肝臓に大きな負担をかける食事制限なので疾患や先天的に肝機能
が低い方は事前に医師に相談する必要があります。

肝機能低下で糖質制限を行う場合はドクターに相談


 

医師に必ず相談する

肝機能が低下している方は、糖質制限を行う場合に必ずかかりつけ医に相談しましょう。

糖質制限は「糖新生」によって肝臓に大きな負担をかけてしまうので重度の糖尿病患者の方や肝機能が低下している人の場合は肝臓をさらに酷使してしまうので注意が必要です。

 

 

 

 

5.糖質制限を過去に行った場合の注意点

糖質制限を始めて行った方は、減量効果を非常に体験しやすいですが、1度行った方がもう一度糖質制限を行う場合、以前ほど減量効果を体感されない方が多いです。その理由は一度行った食事制限による栄養状態の変化を身体の恒常性が覚えてしまい停滞期に近い状態になってしまうからです。

 

 

食事制限だけでは痩せ難い

糖質制限を始めて行い、内容も完璧であれば高い減量効果が望めます。

一度目の減量を停滞期を迎え終了した場合、2回目の糖質制限は痩せ難いです。

これは一度目の糖質制限を身体の恒常性が感知し記憶してしまうので、2回目の糖質制限時には、糖質制限によって起こるエネルギー状態に素早く対応してしまうため脂肪の燃焼が進み難くなります。

 

 

軽い有酸素運動を併用する

糖質制限という食事制限だけでは痩せにくい人は週に2~3日、1日1時間程度の軽い運動を取り入れるとより痩せやすくなります。

軽い運動というのはサイクリングやウォーキングというった有酸素運動がおすすめの運動です。

有酸素運動をお勧めする理由は脂肪の燃焼には大量に酸素を消費するのでハードな無酸素運動だと燃焼効率が下がってしまうからです。

 

 

以上で糖質制限を行う場合に気を付けるべき注意点の記述を終えさせて頂きます。

糖質制限は「糖質」のみを断つという食べ物の種類に制限がある食事制限なので、食べられない食べ物による身体への影響を考慮して糖質制限にチャレンジして下さい🌸

ダイエットの種類を徹底解説!身体が痩せる仕組みは2種類しか存在しない

ダイエット方法、すなわち脂肪を分解し燃焼する方法(仕組)は糖質制限かカロリー制限の2種類しかありません。つまりダイエットを行うには「糖を断つ」か「食事量」を減らす方法しかないのです。厳密には糖質制限系のダイエットが複数種類存在しカロリー制限系のダイエットが複数種類存在する為、世の中には様々なダイエット方法が存在するようにみえるということなのです。

ダイエット「方法/種類」徹底解説



この記事ではダイエット方法「減量の仕組みの種類」と「仕組から生まれたダイエット方法」を解説させて頂きます。

 

 

目次

 

 

 

 

1.痩せる仕組みの種類

 世の中のダイエット方法を大きく分別する減量の仕組みは「糖質を減らす」糖質制限系ダイエットと「食事量を減らす」カロリー制限系ダイエットの2つしかありません。この減量の仕組みを起点に様々なダイエット方法に分化していきます。

減量方法(メカニズム)は糖質制限とカロリー制限の2種類のみ

 

 

糖質制限で痩せる仕組み

一言で「糖質制限」を説明すると日々の食事から脂肪(中性脂肪)の原料となる糖の摂取を控えることで脂肪の分解を促して痩せるダイエット方法です。

 

食事で血糖値の上昇を抑える

食事から糖質を摂取すると血糖値が上がります。

「血糖値が高い=血中の糖を余らせる」と糖は中性脂肪に変換され太ってしまうので糖質制限では糖質の摂取を抑え血糖値を上げ過ぎないようにコントロールします。

 

糖というエネルギー源の代わりに脂肪が使われる

糖質の摂取を控え血糖値の上昇を抑えると身体は一時的なエネルギー源不足になります。

そうなると身体は糖というエネルギー源の代わりに脂肪をエネルギー源として使うので脂肪が分解され燃焼されるのです。

 

 

 

カロリー制限で痩せる仕組み

カロリー制限とは文字通り1日のカロリー摂取量を減らす=食べる量を減らすことで脂肪の分解を促して痩せるダイエット方法です。

 

食事量を減らし摂取カロリーを減らす

今の身体の消費摂取カロリー=基礎代謝量よりも少ないカロリーの食生活を送ることで痩せるダイエットです。

食事量を減らすというルールがあるだけで糖質制限のように食べ物種類に制限があるダイエットではありません。

 

身体がエネルギー不足になり脂肪が使われる

今までの総摂取カロリーから少ない摂取カロリーにするために食事量を減らします。

つまり身体は一時的にエネルギー源が不足することになります。その状態こそが一時的な「飢餓状態」となりエネルギー源不足を補うために脂肪が燃焼されるのです。

 

 

 

世の中に存在するダイエット方法の減量のメカニズム

世界中のダイエットメカニズムで医学的根拠が認められている減量方法は「糖質制限」と「カロリー制限」の2種類しか存在しません。

つまり世の中に存在し、痩せると定評のあるダイエット方法には「糖質制限・カロリー制限」のどちらかの食事制限が必ず組み込まれています。

 

 

 

 

 

2.糖質制限ダイエットの種類

糖質の制限を行うダイエット方法には 、完全に糖質を抜くハードな物からある一定の糖質を抜くライトな物まで複数存在します。糖質制限系ダイエットの主な種類は「糖質制限ダイエット・ロカボダイエット・低GIダイエット・グルテンフリーダイエット・ライザップ」などが存在します。

糖質カット



 

 

代表的な糖質制限系ダイエット一覧

  • 糖質制限ダイエット
    糖質制限ダイエットは文字通り、日々の食事から糖質を制限する、すなわち全てカットすることを意味します。糖質制限系の中では最もハードなダイエット方法なので完璧に行えれば減量効果は非常に高いです。

  • ロカボダイエット
    ロカボとはローカーボ(糖質制限)を短くした造語で、意味合い的にもライトな糖質制限ダイエットを示します。具体的には日々の糖質摂取量(一般的には300g)を1/3程度(100g)程度に減らしながらゆるく痩せるダイエットです。

  • 低GIダイエット
    GIとはグリセミックインデックスの略でGI値とは食後2時間の血糖値上昇を示す指標のことです。低GIダイエットは低GI食品中心の食生活に変えることで血糖値の上昇を穏やかにし痩せるため別名低インスリンダイエットとも呼ばれています。
    低GIダイエットについて詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

    www.diet-soundsgood.com



  • グルテンフリーダイエット
    グルテンフリーダイエットとは穀物類に含まれるグルテンというタンパク質を除くダイエット方法です。グルテンは穀物類に含まれるので結果的に小麦類を省く食生活になるのでライトな糖質制限ダイエットと言えるのです。
    グルテンフリーダイエットダイエットについて詳しく知りたい方は、下の記事をご参照下さい。

    www.diet-soundsgood.com



  • ライザップ
    CMでお馴染みのライザップはトレーナーが管理し徹底した糖質制限と筋力トレーニングを行うダイエットです。高価ですが個人では挫折するようなハードな食事制限とトレーニングの両立を可能にし結果にコミットするところが魅力です。

 

 

 

 

 

3.糖質制限の代表格「糖質制限ダイエット」

 糖質制限ダイエットは原則、1食の食事の糖質摂取量を20g以下、3食の食事の糖質総摂取量を60g以下に抑える減量方法です。その結果身体の血糖値は140以下に抑えられることで体脂肪の分解を促進し「糖」の代わりに脂肪をエネルギー源として燃焼し痩せるダイエット方法です。

スーパー糖質制限



 

糖質制限ダイエットの成功の秘訣

糖質制限ダイエット成功の秘訣を一言で表すと「血糖値管理」です。糖質制限は日々の血糖値が全てと言っても過言では無く、逆に言えば血糖値さえ管理出来てしまえばダイエットとして完成したとも言えます。

血糖値の仕組みを理解する

食事から糖質を20g摂取するとインスリンが分泌され血糖値が上がります。そして血糖値が140を超えると血中の糖は中性脂肪に変換され太ってしまいます。つまり糖質制限とは1食の糖質摂取量を20g以下に抑え血糖値を140以下に抑えることがポイントです。

血糖値を上げない徹底した食事管理

血糖値を上げない為には血糖値を上げる糖質を含む食べ物を食べなければ良いのです。「糖」はあらゆる食べ物に含まれていますが、多くは炭水化物と呼ばれる「米類・麺類・芋類・小麦類・菓子類」に含まれています。さらに詳しく調べるには「糖質量ハンドブック」などの書籍を買うと便利です。

血糖値を理解する簡易計測機器

徹底的に血糖値を上げずに管理したいのであれば、血糖値計測器を用いて何を食べると血糖値が上がり、何を食べれば血糖値が上がらないのかをあなたの身体の糖代謝状態に合わせ数値として把握することができます。一般消費者でも気軽に買える計測機器はフリースタイルリブレというもので簡単に血糖値を計測できるのでお勧めです。

 

 

 

糖質制限系ダイエットの注意点

糖質制限系ダイエットは身体のエネルギー源となり、脂肪の素となる糖質を断つダイエットです。人の身体は糖が足りないとタンパク質(筋肉)をアミノ酸に変換し糖を作り補います。この反応を「糖新生」と呼びますが、要するに糖質制限系ダイエットはタンパク質を食事から多く摂取しなければ筋肉量が減ってしまう可能性があるのでタンパク質摂取量には注意が必要なのです。

 

 

 

糖質制限ダイエットのメリット・デメリット

  •  メリット
    糖質制限ダイエットのメリットは、糖質さえ制限すれば3食しっかりと食事が食べられることです。ダイエットの挫折原因の一つが食事が食べられないストレスなので食事が食べられることは大きなメリットです。

  • デメリット
    糖質制限ダイエットのデメリットは、難易度が高いことです。しっかりと糖質を制限すれば3食食事も食べられ減量効果も高いのですが、実現するにはそれなりの知識が必要となるところがデメリットと言えます。

 

 

 

 

4.カロリー制限ダイエットの種類

 カロリー制限はダイエット方法の中で最もポピュラーな減量方法です。ダイエット方法は至ってシンプルで今までの食事量もしくは現在の基礎代謝量を下回るように食事量を減らし一時的にカロリー不足にすることで脂肪を燃焼します。ただ食事を減らすだけという簡単な減量方法なので食べ物の制限や難しいルールがないところが特徴です。

カロリーを減らすカロリー制限



 

 

代表的なカロリー制限系ダイエット

  • 置き換えダイエット
    カロリー制限ダイエットの代表格として名高い減量方法が「置き換えダイエット」です。1日3食の食事の内、1食~2食を低カロリーな食べ物に置き換え、カロリーを制限し痩せるダイエット方法で甘い物が食べれて方法が簡単です。

  • ファスティングダイエット
    ファスティングとは水分以外の食べ物を摂取しないという究極のカロリー制限ダイエットです。食べないので期間は3日間~5日間ないし7日間と短いですが、とてもハードな減量方法なので正しい方法を守って安全に行う必要があります。
    ファスティングダイエットについて詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

    www.diet-soundsgood.com



  • 耳つぼダイエット
    痩せやすい耳つぼを押すダイエットと一般的には思われていますが、高額なサプリメントと厳しいカロリー制限を強いられる減量方法です。現在耳つぼダイエットは少なくなってきましたがあまりお勧めできないダイエット方法です。
    耳つぼダイエットについて詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

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  • 痩身エステダイエット
    痩身エステとはにてハンドマッサージや超音波マシーンによる脂肪融解を行い痩せるという減量方法です。しかし実際にはカロリーを控えるようにエステティシャンから指導がされるのでカロリー制限に分類されます。
    痩身エステについて詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

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5.カロリー制限の代表各「置き換えダイエット」

食べる量を減らすダイエット全般をカロリー制限ダイエットとカテゴライズしますが、置き換えダイエットはカロリー制限の代表格と認知されています。置き換えダイエットが人気な理由は自力でもできて理論がシンプルなところです。

置き換えダイエット



 

 

置き換えダイエット成功の秘訣

置き換えダイエットを成功させるポイントはいたってシンプルです。1日3食の内1食を低カロリーな食べ物に置き換えるというだけです。

しかし、いくら1食置き換えたところで残りの食事を食べすぎれば太ってしまうので、正確なカロリー計算を行い基礎代謝量と照らし合わせながら減量することが成功の秘訣です。

 

今の自分の代謝量(カロリー消費量)を計算

まずは現在のご自身の身体が持つ代謝量計算して導き出しましょう。

1日の消費カロリーは「年齢による基礎代謝量×活動レベル(1.35~2.00)」で割り出すことが可能ですが面倒な方はこちらから計算してみてください。

 

今の自分の代謝量を下回るように食事を置き換える

身体の代謝量が分かったところで、次は現在の食事がどれくらいのカロリーがあるかをカロリーハンドブックなどで割り出しましょう。

その結果代謝量と同じくらいか、もしくはオーバーしている場合は1食を低カロリーな食べ物に置き換えましょう。

 

置き換えダイエットの挫折を防ぎ継続させるテクニック

置き換えダイエットは減量方法的には最も簡単なダイエットですが、空腹感を感じやすいので継続が難しく挫折してしまう方が多いのも事実です。

この空腹感来る挫折を防ぐために開発されたのが、置き換え専用のドリンクやフードなどのアイテムなので上手く活用する事で簡単な置き換えダイエットがより快適になります。

さらに詳しく置き換えダイエットについて詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

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置き換えダイエットの注意点

置き換えダイエットは極論「食べなければ痩せる」という単純明快なダイエット方法です。その理屈に気が付くと自己流でも簡単に結果がさせるようになります。

しかし食事量を減らし過ぎると健康被害を被る可能性もありますし、カロリーに目を向けすぎてタンパク質を摂らない人がいた場合には筋肉量が低下し代謝を下げてしまいます。

 

 

 

置き換えダイエットのメリット/デメリット

  • メリット
    置き換えダイエットのメリットは何といってもダイエット方法の簡便さです。糖質制限のように難しいことは何も無く、糖質制限のように食べ物の種類に制限がない所も魅力です。

  • デメリット
    置き換えダイエットのデメリットはやはり3食しっかりと食事が摂れないところでしょう。3食食事が食べられないことでストレスも感じますし、空腹感を感じやすく挫折しやすいところもデメリットと言えます。

 

 

 

以上でダイエット方法の種類に関する記述を終えさせて頂きます。

減量の仕組みである食事制限の種類は基本的に「糖質制限」か「カロリー制限」の2種類しかなく、そこから派生して様々なダイエット方法に分類されていることがご理解できたかと思います。

やってみたいと思ったダイエット方法はどちらの食事制限かを見極め、自分が継続できそうな食事制限を選ぶ事がダイエット成功の秘訣です🌸

 

漢方ダイエットは肥満体質の改善を成しとげる唯一の減量方法

肥満は健康的・能力的にも不利益なので、通常人の身体は太り過ぎないように代謝を調節して体重(体脂肪)をコントロールするように働いています。
しかし、BMI基準値を超えて太ってしまう肥満体質は身体が持つ肥満抑制機能(代謝の恒常性)が正しく働いていない状態なので、正しい代謝が起こっておらずダイエットを行っても痩せ難いのです。
つまり減量するにはバランスが崩れた代謝の恒常性を立て直し肥満体質の改善が最も重要なことで、それを成し遂げるダイエット方法が身体のバランスを立て直す漢方ダイエットなのです。

漢方ダイエットは痩せない体質を改善する減量方法



 

この記事では漢方ダイエットが成し遂げる「肥満体質改善=恒常性立て直し」についてシェアさせて頂きます。

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

1.漢方ダイエットとは

東洋医学の考えと治療薬である漢方薬の効果をダイエットに活かす減量方法が漢方ダイエットです。具体的には肥満を誘発した原因を東洋医学の知見で見つけ出し、原因を漢方薬で改善するダイエット方法です。

肥満原因を漢方で改善しながら痩せるダイエット

 

 

東洋医学と漢方薬

東洋医学は、人その物を診て病を生み出したその人の原因を見極めます。そして病は身体に備わる自然治癒力で治すと考えられています。

その自然治癒力を高める為に漢方薬に含まれる幅広い効果を使うため「バランスの医学」と呼ばれているのです。

 

東洋医学の考え方

東洋医学では病は身体が治すと考えられています。

実際に風邪を例に挙げても病院で頂く風邪薬は風邪を治すものでは無く熱を下げる物であって風邪その物を治しているのは身体に備わる自然治癒力なのです。

 

生薬と漢方薬の効果

生薬とは自然界にある有機物を乾燥させ携帯性を向上させたものです。

漢方薬は生薬を2種類異常配合させた物で、漢方薬には生薬その物効果と組み合わせによって生まれる効果があり幅広い薬効を持ちます

 

更に詳しく漢方や東洋医学について知りたい方は下の記事をご参照下さい。

www.diet-soundsgood.com

 

 

 

東洋医学を減量に活かす=漢方ダイエット

本来人の身体はBMI基準値付近の体重や体脂肪を保つように管理コントロールされています

これはBMI基準値を超える肥満状態になってしまうと健康的にも身体能力的にも不利益になってしまうので代謝の恒常性という身体の仕組みで肥満を抑制しているのです。

しかし現代の食文化や生活習慣によって体内機能のバランスが悪化し肥満を患う方が非常に多いのです。

漢方ダイエットでは崩れた体内バランスの原因を東洋医学の知見で導き出し複数の薬効がある漢方薬でバランスを改善し代謝の恒常性を立て直します

 

 

 

 

 

2.漢方ダイエットが必要な人の特徴(条件)

漢方ダイエットは肥満と体質を東洋医学と漢方薬で改善するダイエット方法です。つまり太り続けてしまう方や太ってから全然痩せない方の身体を立て直す、おすすめのダイエット方法なのです。

 

 

太り続けてしまい肥満を患う場合

そもそも人間に備わる肥満抑制の仕組みがあるので、太り続けて肥満を患ってしまうこと自体が異常な状態なのです。

肥満とはBMI基準値を超えている場合を指し、内臓脂肪が増え肥満の状態になってしまうと健康被害を及ぼす可能性があります

肥満が健康被害を招く仕組みは、太ることでより太りやすい体質が出来上がり糖尿病などの生活習慣病へ繋がってしまうからです。

この場合、肥満を抑制する代謝の恒常性機能が働いていない可能性が高いので漢方ダイエットで身体の機能を整える必要があります。

 

 

 

肥満を抑制する代謝の恒常性の崩壊

代謝の恒常性とは「身体のエネルギー代謝の調節しコントロールする働き」です。

代謝の恒常性は「適正脂肪量を一定に保とうとする機能」で痩せすぎている場合には適正脂肪量を保つように働き太ってきている場合は脂肪を減らそうと働きます

この体脂肪のコントロールを行うホルモンが「レプチン」です。

 

レプチンの働き

レプチンは体脂肪の増加すると脂肪細胞から分泌されるホルモンで、主な働きは脂肪や
糖の燃焼促進と食欲低下作用です。

基本的には太って脂肪が増加するとレプチンが分泌され健康体重へ戻そうと働き、この働きこそが肥満を抑制する代謝の恒常性なのです。

 

レプチン抵抗性

代謝の恒常性機能が崩れてしまい肥満が進む主な原因が「レプチン抵抗性」です。

本来であれば肥満を抑制するために分泌されるレプチンもレプチン抵抗性の出現によって効果を発揮できなくなります

このレプチン抵抗性の出現こそが代謝の恒常性機能が崩れている証拠なのです。

 

 

 

 

 

3.代謝の恒常性異常が肥満を生む仕組

代謝の恒常性を崩す多きな原因が現代社会の発展によるストレスです。このストレスには社会的に発せられる精神的なストレスと食生活から身体に与えられる細胞レベルのストレスの2つが存在し恒常性(ホメオスタシス)を徐々に崩していきます。

恒常性機能崩壊

 

 

恒常性(ホメオスタシス)の仕組

恒常性(ホメオスタシス)とよばれる機能は「自律神経・内分泌・免疫」の3つの機能によって構築されています。

恒常性の働きは各機能がバランスを取り合うことで身体にとって一番良い状態を一定に保つように働きます。

例えば急激な気温低下が起きた場合は体温を上昇させたり、飢餓状態になった時に脂肪を燃やしてエネルギーを作ります。

そして食べすぎによって肥満を発症しそうな場合にも脂肪を燃やして適正脂肪量を保とうとする働きも代謝の恒常性によって行われているのです。

 

 

 

代謝の恒常性が崩れる原因と仕組

代謝の恒常性が崩れる大きな原因にグローバル化や社会の発展に伴う生活習慣の変化があります。

恒常性はストレスの影響を多く受けるため、社会発展による仕事などの生活環境によるストレスは恒常性を大きく崩す原因となります。

さらに食の欧米化による脂質過多な栄養バランスの変化によって恒常性機能が低下し結果的にレプチン抵抗性を生み出してしまうのです。

 

生活習慣が原因

代謝の恒常性を狂わせる大きな原因が現代社会に潜むストレスと食生活の変化です。

この2つが恒常性を構築する「自律神経・内分泌・免疫」機能のいずれかに影響を与え徐々に機能のバランスが崩れ恒常性の崩壊へ繋がっていくのです。

 

レプチン抵抗性の仕組

代謝の恒常性を大きく崩す原因となるのが食生活の変化に伴う高脂肪食の普及です。

高脂肪食に含まれる脂質が小胞体ストレスの原因となりレプチン抵抗性を出現させます。

つまり現代の食文化ではレプチン抵抗性が出現しやすい環境なのでおのずと肥満患者も多くなってしまうのです。

 

代謝の恒常性について詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

www.diet-soundsgood.com

 

 

 

 

 

4.漢方ダイエットは代謝の恒常性を正し肥満を治す

漢方ダイエットは肥満を抑制する恒常性機能を立て直し、体内環境を東洋医学の知見と漢方薬で整えるダイエットです。その結果正しい代謝が起こり正しく痩せられる身体に戻すことができるのです。

漢方:東洋医学「気・血・水」=西洋医学「自律神経・内分泌・免疫」

 

 

漢方薬が恒常性を立て直せる理由

恒常性を維持する「自律神経・内分泌・免疫」の3つの機能は漢方「東洋医学」の考えでいう「気・血・水」に該当するからです。

東洋医学の考えでは元来から「気:自律神経・血:内分泌・水:免疫」という健康を支える恒常性の働きを意識していたのです。

つまり漢方の「気・血・水」という考えが西洋医学の恒常性と繋がっており恒常性を立て直すことが漢方の命題である自然治癒力に繋がるのです。

 

 

 

太り続ける「痩せない体質」を改善する

BMI基準値を超えて太り続けてしまう場合は肥満を抑制する代謝の恒常性機能が正しく働いていない可能性が高いです。

漢方ダイエットは恒常性機能機能を立て直すことで痩せない体質を改善します。

 

  • 恒常性の立て直し
    代謝の恒常性を立て直すために、恒常性を崩す原因となった機能と恒常性全体をケアする必要があります恒常性機能全体をケアできる漢方薬を服用しバランスを整えることで崩れてしまった恒常性を立て直します

  • 生活習慣の見直し
    代謝の恒常性のバランスが崩れた背景には必ず生活習慣「生活環境・食習慣」が原因となっている場合が多く、生活習慣の立て直しも漢方ダイエットでは必要不可欠です。

 

 

 

モデル体型を目指すダイエットではない

体脂肪率がとても少ない、いわゆるモデル体型は医学的にみて健康とは言えない状態なのです。

脂肪量が少なすぎるとホルモンバランスバランスが悪くなり体内で起こる生理活性のバランスも悪くなってしまうのです。

 

  • 健康体重を目指す
    漢方ダイエットは健康な身体を目指すダイエットです。健康な身体とは痩せ過ぎても太り過ぎても無いBMI基準値付近の健康体重を維持するという減量方法なのです。

  • 美容体重は不可
    モデルさんや女優さんのような体脂肪が非常に少ない身体は健康的な観点から目指していません。もしそのような体型を目指すのであればパーソナルジムに行かれることをお勧めします。

漢方ダイエットの効果については下の記事をご参照下さい。

www.diet-soundsgood.com

 

 

 

 

 

5.具体的な漢方ダイエットの方法と始め方

漢方ダイエットを始める場合はなるべく老舗漢方薬局に相談することをお勧めします。肥満を解決するために必要な漢方薬は人それぞれであり、選定にはプロの知見が必要だからです。

 

 

肥満の原因を見つけ出す

肥満原因となる恒常性機能の低下要因は主に生活習慣が大きな原因となる場合が多いです。

ご自身の生活習慣を振り返ることと生活習慣による身体のダメージを数値化するために血液検査を行うことで、より明確に原因を探ることができます。

 

  • 生活習慣を振り返る
    肥満を抑制する恒常性機能を崩す大きな原因は生活習慣です。主に「仕事・食事・家庭・睡眠」などのライフサイクルを振り返り精神と肉体のストレス要因を探しましょう。
    ご自身の生活環境を振り返り要因を明確にしておくとプロに相談した時に原因の追求がスムーズに進みます

  • 血液検査を行う
    血液検査を半年以上行っていない場合は血液検査を行うことをお勧めします。血液は身体の状態を測る指標となり検査数値を見ることで身体の不具合を見つけやすくなります。
    つまり漢方薬局に検査結果を持参することでプロによる問診の正確性が増すため原因追及の精度が飛躍的に上がるのです。

 

 

 

老舗漢方薬局・薬店に相談する

老舗漢方薬局は「東洋医学・漢方薬」のプロフェッショナルであり「身体・健康」の仕組みを熟知しています

そして漢方薬局で「ダイエット」や「肥満・導尿病」などの生活習慣病をPRしているお店は漢方を使った肥満原因を改善する減量指導が可能ということになります。

漢方ダイエットを行う場合は漢方薬局で相談することをお勧めします。

 

  • お店で相談する
    訪問可能な範囲に漢方薬局がある場合には、直接訪問して漢方ダイエットについて相談してみましょう。
    漢方薬局では問診を行い肥満の原因を見つけてくれますので、上記の生活習慣や血液検査結果を先生に伝えることでより明確な原因を見つけ出してくれます。


  • 電話で相談する
    近くに相談をしたい漢方薬局が見つからない場合は、インターネットで漢方に詳しいお店を探し電話で相談してみましょう。
    優れた漢方薬局は全国からお客様が相談しますので電話対応にも慣れており、漢方ダイエットの相談も快く引き受けてくれます。

 

 

 

以上で漢方ダイエットの真意についての記述を終えさせて頂きます。

 

漢方ダイエットを単にビジネスと捉えて漢方ダイエットの神髄に達しないお店も存在しますが、老舗漢方薬局に限っては身体の仕組みや東洋医学の知見に詳しいのです。

その為「気・血・水=自律神経・内分泌・免疫」による健康の要である恒常性へのアプローチも行えしっかりとバランスを整えてくれます。

 

「何をやっても痩せない・どんどん太り続けてしまう」というお悩みをお持ちの方は、漢方薬局に相談し、身体のバランスを整え正しい代謝環境を整えてからダイエットしてみてはいかがでしょうか🌸

肥満は代謝の「恒常性(ホメオスタシス)」機能異常の産物

恒常性とは「自律神経・内分泌・免疫」から成る我々の身体の状態を一定に保ち健康を維持する為のシステムです。肥満に関しても恒常性は関与しており、脂肪量もある一定を保つように働きかける機能を「代謝の恒常性」と呼びます。しかし、実際には肥満の方は多数おられ、太り過ぎによる生活習慣病を発症している方も多く存在します。多くの肥満は代謝の恒常性機能が正常に働いていないことが大きな原因なのです。

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恒常性の維持「ホメオスタシス」

 

この記事では肥満と恒常性に関する「働き・仕組・影響」に関して皆様にシェアさせて頂きます。

 

 

 

1.人には肥満を抑制する仕組がある

本来人の身体には肥満を抑制する仕組「代謝の恒常性」が存在します。恒常性とは身体の状態をある一定に保つという機能なので、肥満に置き換えてもある一定以上には太らないようにコントロールされているのです。

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健康体=肥満抑制

 

 

肥満を抑制する恒常性の働き

恒常性、別名ホメオスタシスと呼ばれる機能は代謝状態もコントロールしています。

この代謝のコントロールは太った場合には食欲を低下させて代謝を上げるという働きを示し痩せる方向にに働きかけます。

逆もしかりで、著しく痩せた場合には食欲を増加させ代謝を下げるという働きを示し体重を増やす方向に働きかけます。

この寛容性とよも呼べる恒常性の働きで我々の人間の身体は適切な体重が守られているのです。

 

 

 

肥満防止に恒常性が働く理由

人類が誕生した大古の生活環境では食事からのエネルギー源摂取は安定したものではありませんでした。

つまりエネルギー源の供給は不安定であり、飢餓状態も想定したエネルギーコントロールが必要不可欠だったのです。

そして飽食時にも脂肪を蓄え続ける訳ではなく太ることによる身体能力の低下は社会発展が無い時代では身の危険を意味するため、太り過ぎないように代謝をコントロールしているのです。

その結果ある一定の脂肪量を蓄えるように身体は作用しており、これを「代謝の恒常性」と言います。

 

 

 

 

 

2.肥満を抑制するために働くシステム

代謝の恒常性によって肥満を抑制する為に働く組織は脂肪細胞です。太るということは脂肪細胞が肥大化することとなり、脂肪細胞が肥大化することで肥満を抑制するホルモンであるレプチンが分泌されるのです。

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肥満抑制=レプチン分泌

 

 

肥満を抑制するレプチンの分泌

レプチンは脂肪細胞の肥大化に伴い脂肪細胞から分泌されます

脂肪が肥大化する仕組みは、食事から得た糖質や脂質を中性脂肪に変換し脂肪細胞内に蓄積することで脂肪細胞は大きく膨らんでいくのです。

これが太るという現象で、この太る現象がある程度亢進すると肥満を抑制するためにレプチンが分泌され肥満を解消する方向へ代謝をコントロールするのです。

 

 

 

肥満を解消するレプチンの働き

レプチンは現状の肥満状態を解決する為に、肥満の基となる食欲を低下「摂食抑制」させます。そして蓄えてしまった脂肪を燃焼するために「エネルギー生産・熱生産」を促し脂肪を減らします

  • 食欲の低下
    レプチンは脂肪細胞の肥大化を抑制する為に、肥満の原因となる摂食を抑制するように働きかけます。主に食欲を低下させることと食事中においても満腹中枢を早期に刺激し食べ過ぎを防ぎます

  • ATP生産「脂肪燃焼」
    レプチンは肥満を解消する為に分泌されますので、蓄えてしまった脂肪の燃焼にも関与します。レプチンの作用により脂肪はミトコンドリアで燃焼されてエネルギー(ATP)を生産を促します

  • 熱生産「脂肪燃焼」
    レプチンのエネルギー生産による脂肪燃焼を行っても使いきれるとは限らないので、他にエネルギー源を消費する必要があります。そのための燃焼が熱生産で、脂肪細胞にミトコンドリアを発現しUCP1による熱生産を行い脂肪を燃やします

 

脂肪細胞による熱生産について詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

www.diet-soundsgood.com

 

代謝の恒常性の働きによって常に脂肪量はコントロールされており、脂肪の蓄積が増加した場合には肥満を解消するレプチンが分泌されるので、太り過ぎないように代謝はコントロールされているのです。

 

 

 

 

 

3.肥満の進行は抑制システムの崩壊

肥満を抑制する代謝の恒常性があるにも関わらず、肥満になり生活習慣病を発症してしまう方が多数おられます。これは現在社会の生活習慣が原因となり恒常性のバランスが崩れシステムその物が機能しない状態に陥っているからです。

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肥満亢進=恒常性異常

 

 

レプチン抵抗性の出現

太り続け脂肪細胞が膨らみ肥満の状態になると必ず脂肪細胞から肥満を抑制する為にレプチンが分泌されます

これは肥満を解消する為の代謝の恒常性が働いている状態ですが、太ってしまう人はレプチンの効果が表れ難い状態となっているのです。

このレプチンが効かない状態は「レプチン抵抗性」が表れている証拠で、脂肪細胞が多くのレプチンを分泌したとしても抵抗性があるのでレプチンが効かず肥満を抑制できない状態となってしまうのです。

 

 

 

肥満を促すグレリンの働き

レプチン抵抗性によってレプチン効果が得られない場合肥満の抑制効果が発揮されません

つまり太っている人でも本来抑制されるグレリン「摂食促進ホルモン」が分泌されてしまいます

  • 食欲の増加
    グレリンには食欲を増加させる作用があります。通常、脂肪細胞が膨張した肥満状態では食欲を抑制するように恒常性が働きかけますがレプチン抵抗性の出現によってグレリンの分泌が続く為肥満状態でも食欲は減退しないのです。

 

 

 

 

 

4.代謝の恒常性が崩れる大きな原因

体脂肪量を適正値に保つ「代謝の恒常性」が狂う大きな原因は食生活の変化です。現代社会では食の欧米化が進んだことによる高脂肪食の割合が増加したことが代謝の恒常性に影響を与えているのです。

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高脂肪食=レプチン抵抗性

 

 

食文化の欧米化

日本には日本食という食文化があります。日本食はカロリーが低い、すなわち脂質摂取量が低い健康的な食事と世界にも認知されている食文化です。

しかし社会の発展やグローバル化によって他国の文化が日本にも介入しやすくなり、日本で根付いたのが欧米食です

欧米食は肉類が中心となり低脂質な日本食と比べると高脂質な栄養素構成でこの高脂質な食事こそが代謝の恒常性に悪影響を与えてしまうのです。

 

 

 

高脂肪食普及の影響

欧米食に代表される動物性脂肪を多く含む高脂肪食は体内の脂質バランスを悪化させる大きな原因となります

脂質バランスが悪化することで体内では炎症性サイトカインが多く分泌され慢性的な炎症状態となりこの炎症も肥満の原因となります

そして高脂肪食の影響によって身体の細胞には小胞体ストレスが発生します

この小胞体ストレスがレプチン抵抗性の一つの原因となり、肥満を抑制するレプチンの作用を低下させているのです。

 

 

 

 

 

5.恒常性の異常は身体のバランスの悪化

恒常性は「自律神経・内分泌・免疫」の3つの機能によって構成されています。太り肥満を患ってしまった場合、肥満抑制の為のホルモン分泌が盛んになり内分泌が疲労します。疲労した機能をかばう形で他の機能にも無理が祟り徐々に身体を保つ恒常性はバランスを崩し健康は崩壊していくのです。

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恒常性異常=体内バランス悪化

 

 

本当に必要な治療はバランスを保つこと

恒常性崩壊の原因は「自律神経・内分泌・免疫」のどこかが異常をきたし、恒常性のバランスが崩れた結果起こり得るものです。

恒常性を立て直すポイントは恒常性を構築する機能を崩すきっかけとなった「原因」へのアプローチと恒常性全体のバランスをサポートすることです。

  • 崩れた原因にアプローチする
    恒常性を構築する「自律神経・内分泌・免疫」が崩れる原因となった生活習慣や疾患を見つけ出す。原因となる機能が一番ダメージを受けているので医師や薬剤師の指示を仰ぎ手厚く治療する

  • 全体のバランス調和を目指す
    原因の「特定・治療」を行いながら、消耗してしまった他の機能にもアプローチを行う。この治療によって恒常性を構成する全ての機能がケアされ失われたバランスが回復するのです。

 

 

 

バランスの医学と呼ばれる東洋医学「漢方」

「身体のバランスを立て直す・自然治癒力を高める」効果が高い医学に東洋医学があります。

東洋医学で主に治療に用いる物が自然由来の生薬を複数組み合わせた漢方薬です。

漢方を治療に使う東洋医学が「バランスの医学」と呼ばれる所以は複数の生薬その物の効果と生薬が組み合わさる事で起こる効果の複合的な効果がある為、バランス良く底上げを行う治療に最も適しているのです。

 

 

 

漢方ダイエットは代謝の恒常性を立て直す

どんどん太ってしまう肥満は代謝の恒常性異常が主な原因となります。

つまりバランスが崩れた「身体の機能=代謝の恒常性」を立て直さなければなりません

このバランスが崩れた代謝の恒常性を立て直し、肥満を抑制する作用を取り戻すのに最も適したダイエットが「漢方ダイエット」なのです

漢方ダイエットは、多くの健康のバランスを立て直してきた老舗漢方薬局だからこそ成せるダイエットですので肥満が気になる場合は漢方薬局に相談することをお勧めします。

 

 

 

以上で恒常性(ホメオスタシス)異常による肥満の解説を終えさせて頂きます。

人の身体は本来、痩せすぎず太り過ぎずという「適正体重」を保つようにプログラミングされています。

その理由は適正体重を保つ事が健康維持に繋がるからで、肥満を抑制する恒常性機能が崩れて太っている人は既に健康ではないのです。

適正体重を目指し健康な身体を取り戻したい人には漢方ダイエットはおすすめの減量方法です🌸

ダイエットで人気の「漢方」を分かりやすく解説

東洋医学は身体の不調は「身体の自然治癒力で病を治す」という概念を持ちます。この自然治癒力を高める物が自然由来の生薬を配合して作られた漢方薬です。生薬単体の効果と組み合わされた漢方薬独自の効果から得られる複数の薬効により身体の状態を「整える・高める・戻す」という効果があります。東洋医学では漢方薬の効果を発揮するために身体の不調の原因を調べる「気・血・水」体調を診る「症」漢方薬処方の精度を上げる「四診」という診断を組み合わせて患者に合う漢方薬を導き出しているのです。

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漢方薬



この記事ではダイエットで人気のある漢方「東洋医学・漢方薬」について詳しく解説させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

1.漢方「東洋医学・漢方薬」とは

自然界にある植物・動物・鉱物などの生薬を複数組み合わされて作られた自然のお薬です。元は中国の伝統医療で何千年にも渡る治療の経験によって、様々な生薬の組み合わせで、効果や危険性などのあらゆる結果を長い年月をかけて蓄積させ漢方処方として体系化されました。

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生薬と漢方薬

長い治療年月で得られた経験・結果をもとに効果があるとされた物「植物・動物・鉱物」を「運搬性・保存性・利用性」を重視し加工したものを生薬と呼びます。

代表される生薬は植物であれば「つぼみ・花・茎・葉・根」であったり、きのこ類などの「細菌」や「昆虫」、鉱物では「硫酸カルシウム(石膏)」、動物では「牛の胆汁(牛丹)・牡蠣の貝殻(牡蛎)」などがあり、それぞれを混合して使用する治療薬が「漢方薬」というものです。

漢方の定義は原則として2種類以上の生薬を定められた分量で組み合わせて作られたもので漢方薬には生薬を複合する事で様々な効果が得られ、ピンポイントで効果を発揮する西洋薬とは効果・アプローチ共に対照的な存在なのです。

 

 

 

漢方薬独自の効果

漢方薬は最低2種類以上の生薬を組み合わされて作られる自然由来のお薬です。

漢方薬には漢方薬としての効果と配合される生薬その物の効果が存在しており、漢方薬としての効果とは生薬の組み合わせによって起こる複合的な効果「生薬の効果+組み合わせの効果」を持ちます。

つまり漢方薬はピンポイントで効果を発揮するお薬ではなく、生薬の組み合わせによって幅広く作用する特性を持つので弱ったところを起点とし調和を取ったりバランスを整えるように働きます。

このように働きかけるお薬は漢方薬独自であり西洋薬にこのような特性はありません。

 

 

 

 

東洋医学の歴史

東洋医学には発症元である中国の中医学と日本に渡り日本独自の発展を遂げた日本漢方の2つのルーツが存在します。

  • 中医学
    中国4千年の歴史の中で、効能効果がわからない中とにかく試す人体実験の歴史が漢方という文化に発展したと考えられています。漢方とは結果から生み出された優れた自然由来のお薬なのです。

  • 日本漢方
    古代中国から日本に導入されたのは5~6世紀頃です。ここから日本の漢方は日本の風土や気候、日本人の体質に合わせて日本独自の発展を遂げ伝統医学として定着し17世紀頃に大きく発展し体系化され現在の日本の漢方へと受け継がれています。

 

 

 

現代医学における漢方

上記のような漢方導入の背景はあるものの現代医療で用いられている漢方医学や漢方薬は、日本の伝統医学として独自に発展していった「日本独自の医学」なのです。

そして以前は病院などでは処方されなかった漢方も現在では148処方の漢方薬が健康保険で使えるようになっており健康保険が使えることで医療機関を通してより身近な治療薬として処方されるようになっていきています。

それは西洋医学の西洋薬と東洋医学である漢方が一緒に処方されるということでもあり、お互いの治療の得手不得手を上手に補うことで、より効果的な幅広い治療が行えるようになっているということなのです。

 

 

 

 

 

2.東洋医学のルーツ「中医学・日本漢方」

漢方薬を使用する東洋医学には中国の考え方で漢方薬を処方する中医学と日本が独自に発展させた日本漢方の2つが存在します。中医学は人を診断し身体に合わせた漢方処方を行い、日本漢方は症状を診て漢方を処方します。同じ東洋医学でも中国と日本では発展の仕方が異なるところが面白いところなのです。

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中医学の考え方

中医学とは中国4千年という長い期間を有し漢方を処方し結果を導いてきました。

この結果と考察の歴史により中医学は身体の状態を詳しく把握してから症状に合わせるという、身体と症状に合った漢方薬を処方するというスタイルを持っています。

漢方薬に種類は違うのに効果が似ている物が存在する理由は、中医学が持つ身体の状態に合わせるという概念によって生み出されたものです。

その時その人に合った漢方薬を処方するという考え方が中医学の神髄なのです。

 

 

 

日本漢方の考え方

日本漢方は中国から漢方の文化が日本に運ばれてきて独自に発展した東洋医学です。

日本漢方は日本人の体質や日本の気候に合わせ進化していき、特徴としては病に対し漢方薬を処方することです。

これは病に対し処方する漢方薬がほぼ決まっていることを指示しています。

 

 

 

中医学と日本漢方の優位性

中医学には患者の身体の状態を確認し症状を診て漢方処方し、日本漢方は症状に合わせて漢方を処方します。

東洋医学の考え方として中医学は非常に優れたものですが、中国人の特徴を色濃く残している為、本場の漢方処方は時として日本人に合わない場合もあります

つまり日本にとって優れた東洋医学とは中医学ベースの考えを持ち日本人の体質に合った日本で調合された漢方薬を処方するスタイルがベストとなります。

 

中医学「メリット・デメリット」
  • メリット
    中医学のメリットとは、身体の状態に合わせた漢方を処方してもらえることです。身体の状態に合わせる事で漢方特有のシャープな効き目が体感できるのも中医学ならではです。

  • デメリット
    中医学のデメリットは人の身体を学ぶ難易度が高いところです。つまり解釈のレベルが低いと診断のレベルも低くなってしまうということになります。

日本漢方「メリット・デメリット」
  •  メリット
    日本漢方のメリットは症状別に処方される漢方が体系化されているので、比較的簡単に処方が学びやすいところです。簡単だから間違った処方が成され難いところが良いところです。

  • デメリット
    日本漢方のデメリットは体系化にあります。本来の漢方薬、東洋医学とは体質を見極めて、症状に合わせるという工程を経ることでより効果的な漢方処方を導きますが日本漢方にはできません。

 

 

 

 

 

3.東洋医学「中医学」の治療方法

漢方の診察ではまず舌や脈、おなか(腹診)を診て漢方薬を処方する際に目安にするために体質を診ます。漢方では不調の原因を調べる「気・血・水(き・けつ・すい)」という考えと体力や病に対する抵抗力を調べる「症」という考えがあり、この「気・血・水」と「症」を組み合わせて体質を判断しています。

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東洋医学の問診方法



 

漢方独自の問診項目

東洋医学(中医学)の問診は、病の状態を「気・血・水」で調べ身体の状態を「症」で調べます。この2つの問診を組み合わせることで基本的な漢方薬の処方の方向性を定めています。


  • 元気や気力などの目に見えない生命エネルギーを漢方では「気」と表します。西洋医学を用いて表すと、漢方で言う気とは身体の機能を調整する自律神経に近いと考えられています。



  • 血とは血液のことです。血液は身体全体に酸素や栄養素を運ぶという役割を持っており、健康状態を判断する指標となるものです。漢方では身体を「巡るもの」として重要視される項目となっています。


  • 血液を除く身体に含まれる体液のことで症状で言うと「むくみ・めまい・頭痛・下痢」などのことです。西洋医学を用いて表すと漢方の水とは水分代謝や免疫系と考えられています。


  • 体質・体力・抵抗力・症状の出方を表すもので本人が訴える症状やその人の体格などから判別します。症には「虚・実」という訳方があり、体力や抵抗力がある人を「実症」とし、体力が無く抵抗力が低い人を「虚症」と表します。

 

 

 

漢方薬処方の精度を高める四診

漢方では上記の「気・血・水」と「症」を基本として処方の方向性を決定しますが、更にその人に合った処方の制度を上げる為に漢方独自の「四診」という診断を行います。

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漢方薬処方制度を高める四診の種類
  • 望診:「顔色・表情・態度・姿勢・体型」などを診ること

  • 聞診:「声の状態・咳の状態・痰の状態・呼吸器系」などを診ること

  • 問診:「症状・体調・生活習慣・仕事環境」などを診ること

  • 切診:「脈を診る脈診・腹を診る腹診」など手に触れて診ること

漢方に精通している中医師や薬剤師は「気・血・水」で不調の原因を調べ、「症」で体力や抵抗力を調べ、「四診」を行う事でその人に合った最良の漢方を導き出しているのです。

一般的に四診は漢方薬局の問診に含まれている事が多く、一般的なカウンセリングと捉えると良いでしょう。

 

 

 

漢方薬治療の効果

漢方による治療は上記の体質判断と四診により現状の患者の症状と身体の状態を調べるとことから始まります

漢方独自の診断により病に蝕まれる原因となる身体の弱っているところを突き止め自然の生薬で構成された漢方を処方し回復を目指すのです。

つまり漢方による治療とは「病その物」を叩くのでは無く、病に蝕まれる原因となった「身体の弱っている所」を回復させるために漢方薬を処方することで身体が本来持っている自然治癒力を高めて病の根本治療を行う医療なのです。

 

 

ダイエットに漢方を使う意味

これまで解説してきた通り、漢方薬とは東洋医学の知見に基づき身体の不調を身体の治癒力を高めて治療する医学です。

これをダイエットに置き換えると身体の不調は「肥満」となり、肥満の原因を正すものが「漢方薬」となります。

本来人間の身体は太り過ぎたり、痩せすぎたりしないように健康体重を維持するようにできています。

しかし肥満を患ってしまう方の多くは体脂肪のコントロール機能が正常に働いていないのです。

漢方ダイエットとは体脂肪のコントロール機能を東洋医学の知見と漢方薬を使い正常な働きに戻す減量方法なのです。

 

 

 

以上でダイエットで人気がある「漢方」に関する記述を終えさせて頂きます。

漢方の考え方とは「病」は自分の身体で治すという考え方を持ちます。

これはダイエットに置き換えても同じ事ですので、ダイエットを行っても痩せない方やどんどん太ってしまう方は一度漢方薬局で身体を診てもらうと突破口がみつかるかもしれませんよ🌸

ダイエットしても根本的に痩せない3つの源因

根本的にダイエットを妨げる原因とは、正しいダイエットを行っても身体に備わる「仕組・摂理・機能異常」などの要因によって痩せない結果を導くものです。この根本的に痩せない原因には「身体の保護機能・代謝に関する年齢と体質・代謝を狂わせる疾患」の3つがあり、この条件の内どれか一つでも該当していたり持ち合わせていると正しいダイエットを行っても「脂肪分解→脂肪燃焼」という正しい脂質代謝のサイクルが起き難いので痩せ難いのです。

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この記事ではダイエットの注意事項として痩せない根本的な原因「身体の仕組み・代謝と体質・痩せ難い疾患」について皆様にシェアさせて頂きます。

 

 

目次

 

 

 

 

 

1.身体に備わる防御反応

人には身体の内部環境をコントロールする「自律神経系・内分泌系・免疫系」の3つのバランスを常に保ち健康を維持するという機能が備わっています。この健康の根幹を支えている機能を「恒常性の維持(ホメオスタシス)」と呼びます。

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ホメオスタシスとは

健康の根幹を支えている「自律神経・内分泌・免疫」という恒常性を維持する機能です。健康を維持する仕組みである一方防御システムとして危機的環境下にさらされた時に生命を維持するために積極的に働きます

例えば人が遭難して食べ物を食べなくても1週間程度生き延びる事ができるのはホメオスタシスが「身体が冷えれば体温を上げ、エネルギーが足りなければ消費を抑える」など生命維持のために働くからなのです。

つまりホメオスタシスとは体内の健康状態を常に一定に保ち急激な状況変化が起きても身体を守る為に働くセーフティー機能なのです。

 

しかし人の身体に備わっているホメオスタシスという素晴らしい機能はダイエットにおいては複数の障壁となるのです。

 

 

 

 

 

2.ダイエットとホメオスタシス

ダイエットを始めてもなかなか痩せなかったり、最初は順調に痩せていたのに途中から痩せなくなる原因の多くにホメオスタシスが関与しています。最初から痩せない場合には身体にダイエットが記憶されている可能性があり、途中から痩せない場合にはダイエットの食事制限により危機的状況化と判断されている可能性が高いのです。

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身体にあるダイエットの記憶

正しく痩せられるダイエットには「糖質制限orカロリー制限」のどちらかの食事制限が組み込まれており脂肪の分解を促し燃焼をサポートし痩せるという仕組みになっています。

しかし過去にダイエットを経験している場合身体には過去に起きた「栄養上の危機的状況」としてダイエットが記憶されているのです。

つまりカロリー制限ダイエットを過去に行った場合には極度の栄養不足」と記憶され、糖質制限ダイエットを行った場合には極度の糖質不足」と記憶されます。

そしてもう一度同じ食事制限を行った場合に過去に起きた体内事例を元に防御機能であるホメオスタシスがいち早く反応するので痩せ難いという状態が起こるのです。

 

だからダイエットは何度も繰り返すごとに成功が難しくなり、可能であれば一度だけのダイエットで終わらせたいと言われているのです。

 

 

 

ダイエットによる危機の察知

ダイエットを行っていて最初は順調に痩せますが途中から痩せなくなる状態を停滞期と言います

ダイエットでは食事制限を行うことで食事から不足する栄養分を補う為に脂肪を分解し燃焼します。

身体も最初は足りない栄養素を補う為脂肪を使うように働きますが、その状況が続くにつれ徐々に身体に備わるホメオスタシスが栄養環境が悪化している危機的状況だ」とダイエットを判断します。

そうなると最初は順調に脂肪を燃やし痩せていたのに、ホメオスタシスが介入してからは危機的状況を乗り切るためにエネルギーの消費量を最小限に抑えようと働くのでダイエットを継続しても痩せないという状態になってしまいます。これが停滞期に陥る仕組みなのです。

停滞期の解決方法が知りたい方は下の記事をご参照下さい。

www.diet-soundsgood.com

 

 

 

 

 

3.体質による代謝の影響

人は本来糖も脂質も代謝(分解消費)できますが、先天的にどちらかの代謝が苦手だったり、日頃の生活習慣によってどちらも苦手という体質の方もいます。糖や脂質の代謝が苦手だということはダイエットにおいて必ず必要となる脂肪分解の為の食事制限にハンデがあるということです。

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脂質代謝が苦手な体質

先天的(遺伝的)に脂質代謝が苦手な体質の場合、脂質の「分解・燃焼」によってエネルギー(ATP)生産が得意ではないので脂質を食べる事によって脂肪を蓄えてしまいます

このタイプがダイエットを行う時に気を付けなければならない事は脂質の摂取です。

脂質は身体に必要な必須栄養素ですが、多くとりすぎると「燃やせない・溜め込みやすい」体質なので、体質と合わず苦手とする食事制限は高たんぱく高脂質になりやすい糖質制限です

逆に言うと脂質のトータル摂取量が抑えられるカロリー制限と相性が良いということなのです。

 

 

 

糖代謝が苦手な体質

先天的(遺伝的)に糖代謝が苦手な体質の場合、糖質の「分解→燃焼」によってエネルギー(ATP)生産が得意ではないので糖質を食べる事でより脂肪を蓄えてしまいます

糖代謝が苦手な方は逆に脂質代謝が得意な方が多いので糖質を断つ糖質制限との相性が良いと言えます。つまり糖質制限を行う事で代謝が苦手な糖が身体に入って来ないので
減量中は水を得た魚にように高効率ということです。

しかしカロリー制限では食事量が減りますが食べ物に制約がないので代謝を苦手とする糖質を食べてしまう可能性が高いので上手く減量できない可能性があります

 

 

 

「糖質・脂質」共に代謝が苦手な体質

糖代謝・脂質代謝がどちらも苦手な体質の方がまれにおられます

この場合、糖と脂質のどちらかの代謝が先天的に苦手でその後の食生活の影響によって徐々にどちらの代謝も苦手な体質となり「太りやすく痩せにくい」体質となってしまいます。

この体質の場合ダイエットで痩せるのは難しく結果が出にくいのですが痩せるのが不可能という訳ではありません

糖や脂質の代謝が苦手な体質にマッチする食事制限は食事を減らすタイプのカロリー制限ダイエットです。これは極論「食べなければ痩せる」という体の摂理を生かすしか方法がありません。

 

ご自身の代謝に対する体質が知りたい方は下の記事をご参照下さい。

www.diet-soundsgood.com

 

 

 

 

 

4.気持ちと体質の不一致

ダイエットの食事制限(糖質制限orカロリー制限)と体質によるマッチングがあるように、個人の気持ちによる食事制限の好き嫌いも存在します。体質に合う方法(食事制限)が解っていても、好みの問題で体質に合わない方法(食事制限)を選んでしまうと著しく減量効率が下がり根本的に痩せない可能性があります。

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どうしても糖質制限が苦手

  • あなたの感情
    どうしても甘い物が辞められない、どうしてもお米や麺などの炭水化物が辞められないので糖質制限ができないという人。

  • あなたの体質
    身体は糖代謝が苦手な場合、脂質代謝が得意なのでダイエットを行う上では糖の総摂取量が減る糖質制限ダイエットが向いているという体質。

  • 不一致が起こる場合
    「気持ちは甘い物が食べたい・体質は糖質制限に向いている」という場合、多くの人が感情を優先してカロリー制限ダイエットを選択します
    この場合、感情を優先してカロリー制限ダイエットを行うと食事から糖が入ってくるので体質的に減量効率は下がってしまうのです。

 

 

 

どうしてもカロリー制限が苦手

  • あなたの感情
    どうでしても食事を減らすのは嫌で、3食しっかりと食事がしたいという理由でカロリー制限ができないという人。

  • あなたの体質
    身体が脂質代謝が苦手な場合は糖代謝が得意なことが多くダイエットを行う上では脂質の総摂取量が減るカロリー制限が向いているという体質。

  • 不一致が起こる場合
    「気持ちは3食しっかりと食事がしたい・体質はカロリー制限が向いている」という場合、多くの人が感情を優先して糖質制限ダイエットを選択します。しかしこの場合は、感情を優先して糖質制限ダイエットを行うと食事から脂質が多く入ってくるので体質的に減量効果は下がり痩せ難いという事態に繋がります。

 

 

 

減量時の食事制限の選択方法

  • 効率重視
    ダイエットでの減量効率を最優先する場合は身体が代謝を得意とする栄養素に当てはまる食事制限を選ぶことがベストです。
    身体の効率と気持ちの選択がリンクすると効率が良いダイエットを継続できるので減量効果が非常に高くなります
    まれにダイエット1週間で5キロ減など驚異的な減量効果を体感される方がいるのは身体の特性と気持ちの選択がリンクしているからなのです。


  • 継続重視
    ダイエットでの継続性を最優先する場合は自分ができるという感情を優先した食事制限を選ぶことになります。
    ダイエットを行う上で継続性は紛れもない成功条件の一つなので感情優先の選択は悪くはありません
    しかしもし感情優先で選択した食事制限と体質が得意とする食事制限がリンクしていない場合減量効率は下がり継続している期間の割には減量効果が低くなる可能性が高いのです。

 

つまり体質には得意とする食事制限があるにも関わらず、人は感情で食事制限を選択するということです。

食事制限を行う時に体質と感情の双方が一致すれば減量効果が高まりますが、体質と感情が一致せず体質に合わない食事制限を行うと痩せ難いのです。

人は感情の生き物なので合理的な方法が解っていても感情を優先する傾向があるので「体質と感情」がずれている場合ダイエットは失敗する可能性が高いのです。

 

 

 

 

 

5.加齢による代謝の低下

代謝を大きく下げてしまう原因は加齢であり、加齢に伴う大きな代謝低下要因に「筋肉量の低下・活性酸素の増加・ホルモン分泌の低下」があります。代謝に関わる各要因は老化とも呼べ避けられない要因ですが、ポイントを知り得ることで対策も可能となります。

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筋肉量の低下

加齢に伴う代謝の低下要因の一つに筋肉量の低下があります。筋肉量は30代から減り初め50代~60代で大きく低下します。

筋肉での代謝量は基礎代謝全体中の22%と大きな割合を占めていますので、加齢に伴う筋肉量の低下は大きな代謝低下要因となります。

 

 

 

活性酸素の増加

代謝を低下させる要因として活性酸素は見過ごせない存在です。活性酸素が身体に蓄積すると脂肪や糖を燃やしてくれるミトコンドリアの活性が低下してしまいます。

活性酸素が加齢と共に増加する仕組みは、活性酸素を除去する活性酸素除去酵素(SOD)の生産量が低下することで活性酸素が蓄積されます。

活性酸素の蓄積は体内で活動できるミトコンドリア数が減少することを意味します。

活発なミトコンドリア数が減るということは脂肪や糖を燃焼する場所が減ってしまうことになるので、代謝も低下してしまいます。

 

 

 

ホルモン分泌の低下

代謝に深く関わるホルモンの代表格が性ホルモン「男性ホルモン(テストステロン)・女性ホルモン(エストロゲン)」と成長ホルモンです。

どちらのホルモンにも脂肪燃焼を促進する働きがあり代謝に大きく貢献していますが加齢により分泌量が低下する事で代謝を下げてしまう原因となってしまうのです。

 

性ホルモン

女性ホルモン(エストロゲン)・男性ホルモン(テストステロン)には、それぞれに雌雄の体型を維持し司る働きがあります

その働きの一環に脂肪の燃焼を促す働きがあるのですがどちらのホルモンも加齢に伴い減少することで体型維持が難しくなってきます。

その結果、年老いていくと雌雄の体格差は無くなり男性女性共に似たような太り方になってしまうのです。

 

成長ホルモン

成長ホルモンは子供の成長を促すホルモンですが大人になっても分泌は継続されます。その理由は日々の食事から得られる摂り過ぎたエネルギー源(脂質・糖質)の燃焼を促し肥満を防止するために成長ホルモンは働きます。

成長ホルモンは睡眠中に分泌されますが加齢に伴い「睡眠時間の減少・質の低下」することで成長ホルモンの分泌も低下し代謝が低下してしまいます。

 

「加齢と代謝の関係」について詳しく知りたい方は下の記事をご参照下さい。

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6.痩せない疾患

何をやっても痩せない原因の一つに病(疾患)の存在があります。特に健康の根幹であるホメオスタシス(恒常性の維持)に属する「自律神経系・内分泌系・免疫系」に関与する疾患をお持ちの場合は身体のバランスが崩れてしまっているので正確なダイエットを行っても正常に身体が反応(代謝)してくれない場合があります。身体の原因による肥満を二次性肥満と言います。

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自律神経系に影響が出て太る病

自律神経系に支障をきたす病は「自律神経失調症・うつ病・統合失調症」などの精神疾患です。

病の主な原因は日常生活に潜む「ストレス」で、発散が苦手で蓄積させてしまう人が病に発展しやすい傾向があります

精神疾患を患うと痩せ難く太りやすい理由がストレスによって自律神経の働きに支障をきたしその配下に位置するホルモン分泌を行う内分泌機関に正常な指令が届かず正しいホルモン分泌が行えないので代謝が下がり太りやすく痩せ難い状態となってしまうのです。

 

 

 

内分泌系異常によって太る病

内分泌に不具合が出て太ってしまうことを内分泌肥満と呼び代表的な疾患に「甲状腺機能低下症・成長ホルモン分泌不全症・クッシング症候群」などがあります。

内分泌は代謝に必要なホルモンを分泌する機関なので、内分泌に異常が出てしまうと正しいホルモン分泌が出来なくなってしまい正しい代謝反応が起きなくなってしまいます

つまり内分泌疾患を患うと代謝が下がる可能性が高く太りやすく痩せ難い体質になってしまう可能性が高いのです。

 

 

 

免疫系異常によって太る病

自己免疫疾患という免疫機能が亢進し過剰に体内組織を攻撃することで肥満を誘発してしまう病に「橋本病・バセドウ病」があります。

橋本病は自ら甲状腺を攻撃し続けてしまい最終的に甲状腺機能低下症を引き起こすことで代謝を下げてしまいます

バセドウ病は逆に甲状腺機能を亢進させてしまい代謝が上がりますがエネルギー消費が激しい為食欲も大きく向上してしまうので食べ過ぎて太ってしまう人もおられます。

 

実際に痩せない方の中にはこれらの疾患を患っておられる可能性が多々ありますので、正しいダイエットを行っても痩せない場合は医師に相談し検査することをお勧めします。

 

更に詳しく「痩せない病気」について知りたい方は下の記事をご参照下さい。

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以上でダイエットしても痩せない原因「恒常性・体質と代謝・疾患」についての記述を終えさせて頂きます。

痩せない主な原因は身体に備わるセイフティの仕組みが働く事で痩せなかったり、または代謝に関する仕組みが「体質との相性・正常に働かない」ことです。

もしあなたのダイエットが行き詰まってしまったら一度自分の身体を分析してみてはいかがでしょうか🌸

ダイエットを根本的に妨げる「痩せない病気」を徹底解説

「ダイエットしても痩せない」という方は一定数おられます。その原因の多くはダイエットに不利な身体状態、すなわち代謝に影響を与える疾患をお持ちの方が多いのです。代謝に影響を与える疾患には「自律神経系・内分泌系・免疫系」に関わる物があります。西洋医学では「自律神経・内分泌・免疫」の3つをホメオスタシスの三角形と呼び、我々の健康を支えるためのシステムとして働いています。
このシステムの各カテゴリーで病を発症し支障きたすことで太るのはもちろんのこと、3つのカテゴリーの内どこか一つに異常をきたすことで身体のバランスが崩れてしまい更なる肥満を誘発してしまうこともあるのです。

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この記事ではダイエットを行っても「痩せない」疾患に関する「知識・種類・メカニズム・解決方法」を皆様にシェアさせて頂きます。

 

 

目次

 

 

 

 

1.自律神経系疾患とダイエットの関係性

自律神経系は内分泌系と同調し身体のホルモンバランを調節し内臓での代謝をコントロールして生命を維持する重要な機関です。自律神経系が不調をきたすと正しいホルモン分泌が行えない為、正しい代謝が起き難く痩せにくい場合があります。

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指令を伝達する自律神経

まず自律神経には「血管収集・心拍数増加」などの興奮緊張状態に導く交感神経と「消化促進・血圧降下」などの安静状態に導く副交感神経2つの神経から構成されており互いに相対的な働きをしています。

自律神経は生命維持に必要不可欠な「循環・呼吸・消化・発汗・体温調節・内分泌・代謝・生殖機能」を制御しています。

つまり身体の機能をコントロールする神経で日々の生理活性(ホルモン分泌)を行うための指令を伝達する機関です。

すなわち自律神経は身体の仕組みで痩せる「ダイエット」においても非常に重要な働きをするということです。

 

 

 

自律神経失調症

自律神経失調症は有名な疾患ですが実は正式なガイドラインに記載されている正式な病名ではありません。

自律神経失調症は「ストレス・生活習慣・ホルモン」の影響を受ける事で自律神経の働きが乱れて辛い症状が認められている状態を言います。

しかしこれは自律神経が乱れている状態であって病ではないと日本の医療では定義されています。

 

 

 

太りやすい心の病

肥満を誘発しやすい精神疾患の代表が「うつ病」と「統合失調症」です。

どちらの疾患にも「意欲が無くなる・無気力・無関心」などの行動意欲が減り運動量が減りやすい傾向にあります。

そして「抗精神病薬。抗うつ剤」の薬理作用によって食欲が増加したり便秘になりやすくなったりするので太りやすいのです。

 

うつ病と肥満の関係

うつ病患者が太りやすい理由は「ストレスによる過食」「無気力による運動量の低下」「抗うつ剤による薬理作用」によるものです。

うつ病の状態とは脳内の神経伝達物質で感情や行動意欲の素となる「ノルアドレナリン」や「セロトニン」の生産や分泌が低下し機能が低下している状態を指します。

この状態に至るには生活環境による日々のストレスや大きなショックを受けた出来事など要因は多義にわたり、常にストレス過多の状態なのです。

つまり身体は自身を守る為にストレスを低減させる行動を取らせようとし、その行動の一つがうつ病患者に多く見られる「過食」です。

さらに脳内の神経伝達物質が低下していることによって気力がなくなり運動量が低下します。最後に医師による抗うつ剤処方により食欲が増加します。

 

統合失調症と肥満の関係

統合失調症患者が太りやすい理由はうつ病患者の理由とほぼ同じです。

それは「ストレスによる過食」「無気力による運動量の低下」「抗精神病薬による薬理作用」によるものです。

統合失調症の詳細な原因は現段階では分かっていませんが、発症のきっかけはやはり生活環境の変化や大きなショックを受けたこととされております。

環境変化やショックな出来事は、常にストレスを生み出しますので過食に繋がりやすく、また感情や行動意欲の低下に関してはドーパミンとセロトニンの分泌バランスが崩れているために起こり運動量の低下に繋がります。

そして抗精神病薬の影響によって食欲の増加や便秘になりやすく太りやすいのです。

 

精神安定剤(抗うつ剤・抗精神病薬)が太る仕組み

太る可能性のある西洋薬を挙げると「ジプレキサ・レクサプロ・クエチアビン・リフレックス・デパケン・パキシル・ドグマチール・リボトリール」などがあります。

これらのお薬を飲むと太りやすくなる理由は、薬効による抗ヒスタミン作用によって食欲を増加させるグレリンというホルモンの分泌を促進するためです。

その結果、お腹が空きやすく満腹感が得られない状態になりやすく糖質やカロリーの過剰摂取となり太ってしまうのです。

さらに脂質代謝の抑制も行ってしまうので代謝も低くなりやすいのです。

 

 

 

心の病が痩せない原因と改善

精神疾患の方の主な肥満原因は「代謝低下(ストレス・不眠)」・「過食(ストレス・薬理作用)」・「運動不足(行動意欲の低下)」・「便秘症状(薬理作用)」によるものです。

ここで大切なことはストレスを要因として自律神経に影響が出ており代謝に深く関係する内分泌にも影響が出ているということです。

つまり既に代謝が低い可能性がありそこに行動意欲の低下による消費カロリーの減少と薬理作用による食欲の増加が足されているので非常に太りやすい体質だということを認識する必要があります。

この状況を少しでも緩和するには辛い事かもしれませんが、過食を自分の意識で辞めること、意欲が湧かなくても健康のために少しでも運動をすることです。

そして最終的には病を治し立ち直る必要があるため、自分の意思をドクターに伝え病に支障が無い範囲で徐々に肥満原因となるお薬を減らしていく必要があります。

 

 

 

 

2.内分泌系疾患とダイエットの関係性

内分泌とはホルモン分泌のことで主に「視床下部・下垂体・甲状腺・副甲状腺・膵臓・副腎・清掃卵巣」から分泌されます。これらのホルモンを分泌する部位が異常をきたすと正しいホルモン分泌が行えない為、正しい代謝が起き難く痩せにくい場合があり、これを「内分泌肥満」と呼びます。

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内分泌肥満とは

脂肪を燃やす為に必要な代謝が「内分泌機関の異常」によって起こらないこと、あるいは起こり過ぎることを言います。

代謝は身体の内分泌機関から放出されるホルモンによって起こりますが、内分泌肥満の場合は内分泌機関が異常をきたし正しいホルモン分泌が起こらず「未分泌・異常分泌」が起こり正常な代謝反応が起こらなくなる病です。

もし正しい食事制限を行っても運動を頑張っても痩せない場合には病院でのホルモン検査を受けることをお勧めします。

 

 

 

ダイエットを阻害する内分泌系疾患

ダイエットの障壁となり減量にマイナスとなる内分泌に関する代表的な疾患と原因を説明させていただきます。

代表的な病には「甲状腺機能低下症・成長ホルモン分泌不全症・クッシング症候群」などがあり、いずれもホルモンの分泌が正常に行われない内分泌疾患となります。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺の機能すなわち甲状腺ホルモン(トリヨードサイロニンFT3)には「筋肉(骨格筋)でのエネルギー消費促進」「褐色脂肪細胞での熱生産(脂肪燃焼)促進」「白色脂肪細胞でもアドレナリン受容体増加(脂肪分解促進)」という日々の代謝を促す働きがあります。

しかし甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモンの分泌低下により「エネルギー消費の低下」「脂肪燃焼の低下」「脂肪分解の低下」が起こるため、太りやすく肥満に繋がってしまいます。

 

成長ホルモン分泌不全症

成長ホルモンは「脂肪の分解促進(HSL活性化)」「脂肪の燃焼促進(脂質代謝亢進)」という作用によって脂肪の燃焼を促してくれています

しかし成長ホルモン分泌不全症を発症すると成長ホルモンの分泌が低下してしまうため「脂肪の分解低下」「脂肪の燃焼低下」という脂肪が燃えにくい身体となってしまい痩せ難く太りやすい体質になってしまいます。

 

クッシング症候群

副腎皮質ステロイドホルモンコルチゾールが過剰に分泌されていしまうのが「クッシング症候群」という内分泌疾患です。

特徴としては顔が丸く満月のような輪郭を形成し体幹部を中心に脂肪を蓄えるので体型も丸くなります。

コルチゾールの影響によって脂肪の増加を促したり、インスリン分泌抵抗性を増加させることで中性脂肪の合成促進食欲増加作用によって太りやすい体質になってしまいます。

軽度のクッシング症候群は一般的な生活習慣病の特徴と見分けがつきにくいのも特徴です。

 

男性性腺機能低下症

男性ホルモン(テストステロン)には男性らしい体格を維持するのに必要なホルモンです。

テストステロンが減少することで体脂肪が増えてしまうことから男性性腺機能低下症による男性ホルモンの低下は肥満を招きます。

主な原因は「視床下部の下垂体系の異常によるFSH(卵胞刺激ホルモン)分泌障害・精巣自体の障害・前立腺がん治療薬(男性ホルモン阻害および低下)」となり、「男性更年期障害」は加齢が原因です。

 

女性性腺機能低下症

女性ホルモンには女性らしい体形を維持するために代謝を促し脂肪を小さく保つ働きがあります。

女性ホルモンのエストロゲンが減少することで女性らしい曲線美は失われ体脂肪が増加することから女性性腺機能低下症は肥満の原因となります。

主な原因は「視床下部の下垂体の異常・卵巣系の障害・抗エストロゲン薬(エストロゲンを低下させるお薬)」によるものと加齢による「女性更年期障害」です。

 

 

このように内分泌肥満と呼ばれる病の特徴は体内での生理活性物質であるホルモンの分泌に影響を与えることで正しい代謝が起こらないものがほとんどです。

上記に記述した疾患は代表的な物で他には「インスリノーマ・多嚢胞性卵胞症候群」などでも肥満に至る場合があります。

もしダイエットを行っても「全く痩せない」という結果に至る場合は一度ドクターに診察してもらうことをお勧めします。

それは、お薬を併用することで内分泌機能が正常に近くなり正しいダイエットを行えば痩せる可能性があるからです。

 

 

 

 

3.自己免疫系疾患とダイエットの関係性

自己免疫疾患とは免疫機能に支障(免疫過剰・免疫低下)が出る病です。自己免疫疾患を解りやすく説明すると守る役割を果たす免疫が過剰に反応し自分の身体を攻撃してしまう病です。ダイエットに影響し痩せ難い疾患は代謝に大きく関わる甲状腺の機能を狂わせる疾患です。

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自己免疫疾患から肥満になる場合

自己免疫疾患で肥満を招く代表的な疾患は甲状腺機能に影響を及ぼす「橋本病」と「バセドウ病」の2つです。

橋本病は甲状腺を自らの抗体で攻撃し甲状腺機能を低下させていく病で、甲状腺機能が低下することは代謝の低下を意味しますので、おのずと太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。

バセドウ病は橋本病とは真逆の症状で甲状腺機能を亢進させる病です。亢進とは過剰に進みすぎるということで、この場合甲状腺ホルモンが分泌され過ぎて代謝が上がり過ぎることを意味します。

バセドウ病は新陳代謝が上がり過ぎることでエネルギー消費が多くなり痩せられる方が多いですが、食欲も増加しますので消費と摂取のバランスが崩れた時に肥満を誘発します。

 

 

 

代謝に影響を与える橋本病

橋本病(慢性甲状腺炎)は自己免疫機能に異常をきたし身体を守る為の免疫機能である「抗サイログロブリン抗体(Tg抗体)・抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗TPO抗体)」が甲状腺を攻撃し慢性的な炎症状態になる病です。

橋本病には甲状腺機能が「正常の物」と「低下している物」の2つがありますが、正常の物でも疾患の特性上いずれは甲状腺機能が低下し代謝が下がり肥満を招きます

橋本病は女性に多く30代から60代で表れやすい症状で成人女性の30人に1人の割合で発症している言われています。

 

甲状腺機能正常の橋本病の場合

橋本病患者の約70%は甲状腺機能が正常と言われています。しかし橋本病を患っている場合は自己免疫機能異常により甲状腺の攻撃が徐々に進行する為、年齢を重ねるごとに甲状腺機能低下症を併発してしまいます。

その結果、甲状腺機能低下症と似たような状態となってしまうので代謝が大きく低下し太りやすく痩せにくい体質となってしまいます。

 

甲状腺機能低下症の橋本病の場合

橋本病患者の約30%は病の進行が進み、既に甲状腺機能低下症を併発していると言われています。

甲状腺機能が低下すると糖や脂質を代謝するために分泌される甲状腺ホルモンの分泌が低下し全身の基礎代謝が下がってしまい「太りやすく痩せ難い」状態になります。

甲状腺機能低下型の橋本病の場合何をやっても痩せることは難しい為、太らないように食事量をコントロールすることが重要です。

 

 

 

代表的な橋本病の症状

甲状腺を攻撃されているので甲状腺が腫れます。敏感な人ではのどに違和感を感じたり、食べ物が飲み込みにくいと感じるい方もおられるようです。

そして甲状腺ホルモンの分泌低下により、体内での脂肪や糖の燃焼による熱生産も低下するので体温が低く寒さに敏感になります。

食欲が無い(あまり食べていない)のに太ってしまうことや、便秘になりやすいのも橋本病の特徴ですので、これらの異常を感じたら医師に診てもらうことをお勧めします。

 

 

 

痩せない橋本病の治療

橋本病は甲状腺を自らの免疫機能の暴走で攻撃してしまう自己免疫疾患です。治療で大切なことは今以上に攻撃を促さないことです。

甲状腺への攻撃を促してしまう物に「ヨード」と呼ばれる物がありますが、ヨードは昆布やワカメなどにの海藻類に多く含まれています

日本の食文化は海産物や昆布ダシを多く食べるので、あらゆる食べ物にヨードが含まれています。

つまり橋本病では日々の食事からヨードを摂り過ぎないようにすることが先決です。

 

甲状腺機能正常の場合

厚生労働省が提唱する1日のヨード摂取量は、推奨値0.13㎎で上限が2.2㎎となっています。しかし日本人の平均ヨード摂取量は0.5㎎~3㎎となっており、厚労省の上限値を超えてしまっています。

このように我々日本人はヨードを摂り過ぎている環境下におかれていますので、橋本病の方には良くない環境なのです。

甲状腺機能が正常の橋本病の場合はヨードの摂取を制限し病の進行を抑えることがとても重要なことです。

 

甲状腺機能低下症の場合

甲状腺機能低下している橋本病の場合もヨードの摂取制限は作用機序を考えると必要です。

しかし既に甲状腺機能が低下し、甲状腺ホルモンの分泌が少ない状態になっている、あるいは甲状腺が破壊されホルモンの合成自体ができない状態もありえます。

その場合は病院で処方される甲状腺ホルモン剤を飲むことで足りないホルモンを補うことで症状は改善されます。

しかしお薬を飲んでも甲状腺自体が治ることは無いので飲み続ける必要があります。

 

 

 

代謝を亢進させるバセドウ病

甲状腺機能を低下させる橋本病とは対極を成すのが甲状腺機能亢進症と呼ばれるバセドウ病です。

バセドウ病は、甲状腺を刺激する異常な抗体(TSH受容体抗体:TRAb)が作られ、甲状腺刺激ホルモンの代わりに甲状腺を刺激し無制限に甲状腺ホルモンを作り続ける疾患です。

甲状腺機能が亢進してしまうので代謝が上がり過ぎてしまいエネルギーを消費し続けてしまうので「微熱・多汗・イラ立ち・動悸・体重減少」を招きます

痩せる人が多い一方でバセドウ病の30%の人は代謝より食欲が勝り太ってしまう人がおられます。

 

バセドウ病の症状

まず、首にある甲状腺が腫れ、目がぎょろっと出る「眼球突出」が起こったり、脈拍が健常者では1分間に60~90のところをバセドウ病では90以上の脈拍になることもおおく、過剰に鼓動する「動悸」がある人もおられます。

そして代謝亢進により新陳代謝が進み過ぎて「発熱・発汗」を起こしたり、皮膚が痒くなったりします。

安静時にも代謝は亢進されているのでエネルギーは消費され「疲れやすい」と感じる人も多いです。

 

バセドウ病の治療

代謝が亢進してしまうバセドウ病の治療には、甲状腺ホルモンを正常値に維持する治療を行います。

薬物療法「抗甲状腺薬」・アイソトープ治療「放射性ヨウ素治療」・手術「甲状腺の切除・甲状腺ホルモン剤」の3つの方法があります。

どの治療を選ぶかは、その人の「病状・年齢・性別・社会的状況」により異なり、医師の判断にゆだねられますので甲状腺機能に不安がある方は甲状腺に詳しい病院にて検査を行うことをお勧めします。

 

 

 

 

4.痩せない疾患とホメオスタシスの繋がり

恒常性(ホメオスタシス)を形成する「自律神経・内分泌・免疫」に関わり肥満を導く病が「太りやすく痩せにくい体質」を作ります。これらの疾患は疾患そのものが痩せない原因になるだけでなく恒常性を構成する重要なパートということを考えると1つの疾患が恒常性のバランスを悪化させてしまうことでも肥満に繋がるということです。

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ホメオスタシス全体を診る=最上級の代謝異常の改善方法

ホメオスタシス(恒常性)は「自律神経・内分泌・免疫」の3つのバランスを取り合って機能しています。

仮に内分泌系の疾患を患っとすると基本的には内分泌疾患に対し治療を行いますが、ホメオスタシスは各セクションでバランスを取り合っているので、内分泌にダメージがあると自律神経や免疫が内分泌の分もフォローするように働きかけているのです。

すなわちホメオスタシスの機能を全体的に診るならば内分泌の治療を行いながら自律神経や免疫にもアプローチするとより効果的だということなのです。

疾患による肥満は「自律神経・内分泌・免疫」の何処かのセクションに支障きたす事で起こりますがホメオスタシスのバランスが崩れることでも起こるので、疾患による肥満にアプローチするには疾患を診るピンポイントな治療と、繋がり関連しあうホメオスタシス全体を診る総合的なケアが重要となります。

 

 

 

食事でホメオスタシスをケアする

  • 自律神経系自律神経にとって良い食べ物は「乳製品・バナナ」です。牛乳やチーズなどの乳製品には、安息を促すセロトニン(別名:幸せホルモン)の原料となるトリプトファンが含まれています。そしてバナナはセロトニンの合成に必要な「トリプトファン・ビタミンB6・炭水化物」材料が全て含まれており自律神経系のケアには適した食材と言えます。


  • 内分泌系:内分泌機関から分泌されるホルモンは体内のコレステロールを原料として生産されています。しかし女性のダイエットにとって最も重要な女性ホルモン(エストロゲン)は加齢と共に減少してしまいます。女性ホルモンは増やす事ができないので食事から類似効果が期待できるイソフラボンを補う事が最善の方法とされています。


  • 免疫系:免疫を高める代表的な食べ物は「きのこ類・乳酸菌」です。シイタケやタモギタケなどのキノコ類にはβグルカンと呼ばれる免疫力を高める成分が含まれています。そしてヨーグルトや乳製品に含まれる乳酸菌は腸管免疫と呼ばれる病原菌やウイルスによる健康被害を予防をしてくれる免疫機能を高めてくれます

 

 

ホメオスタシスには睡眠がとても重要

睡眠は熟睡を指す「ノンレム睡眠」と覚醒の準備を指す「レム睡眠」の2種類の睡眠で構成されています。

そして「自律神経・内分泌・免疫」の3つの機能を高める睡眠がノンレム睡眠なのです。

ノンレム睡眠時には自律神経は休みつつ機能し、内分泌はホルモンを生産し、免疫は身体を細胞レベルで修復しています。

つまり質の良い睡眠は「自律神経・内分泌・免疫」の3つの機能をサポートする時間なのでホメオスタシスにとって、とても重要な生命活動なのです。

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 以上で「何をやっても痩せない原因となる病」に関する記述を終えさせて頂きます。

「自律神経・内分泌・免疫」に関わり代謝に影響を与える疾患を患ってしまうことでダイエットをどんなに頑張っても痩せれない方はおられます。

この場合、重要な事は痩せない原因となる疾患を見つけ早期にお医者様で治療を行うことと、恒常性の繋がりを考え恒常性全体をサポートしてあげることが代謝異常を改善する一番のポイントです。

もし、正しいダイエットを行っても痩せない場合は一度お医者様にて血液検査やホルモン検査を行うことをおすすめします。

お医者様に行く事で痩せない本当の原因が見つかり、あなたのダイエットに突破口が見つかるかもしれませんよ🌸